「いつもの久保だけ孤軍奮闘、マドリーにのらりくらり逃げ切られる」リーガ・エスパニョーラ第33節 レアル・ソシエダ-レアル・マドリー

スポンサーリンク

現在リーグ7位とギリギリECL圏内に残っているソシエダは、ホームにレアル・マドリーを迎えての33節。久保は4-3-3の右ウイングで先発復帰。マドリーはCLを控えてほぼサブメンバーでのスタメンとなった。

前半はソシエダが攻勢、5分に久保は左の低い位置で縦パスを受けてマークを剥がしてドリブル、ファールを受ける。7分にクロスにファーから飛び込むがボールに合わず。15分にはバレネチェアの切れ込みから右へのパスを久保がインサイドでニアを狙うがマドリーGKケパが弾く。

しかし久保には左SBのフラン・ガルシアはもちろん、左SHのセバージョスが久保へのパスコースを切りながら守備に参加、徐々に久保へボールが入らなくなると同時に、レアルがだんだん押し返す流れになってしまう。

すると29分、レアルが右サイドに展開しての股抜きダイレクトクロスにスベルディアが空振り、ファーに詰めたアルダ・ギュレルに押し込まれ、ソシエダは沢山あったチャンスに決められず、逆にレアルがワンチャンスで先制してしまう。

32分、ソシエダはバレネチェアが高い位置でボールを奪ってオヤルサバルのシュートが相手に当たったボールを拾った久保がフェイントからシュートを決めるが、VARでバレネチェアにファールがあったと判定されノーゴール。45分、久保が繋いでオヤルサバルにスルーパスが通るがトラップが上手く行かずシュートまで行けず。

後半開始早々、久保のふんわりしたアーリークロスに競り合ったトゥリエンテスがシュートもケパがセーブ。10分には久保がオヤルサバルからパスを受けて右サイドを突破、フラン・ガルシアが倒してイエローカード。久保が蹴ったFKはファーでケパがキャッチ。

レアルは23分にヴィニシウスとバルベルデを投入。28分には久保のカットインからの流れでメリーノのシュートからオヤルサバルが決めるもオフサイド。30分にはソシエダはバレネチェアとオドリオソラが下がってベッカー、エルストンドが投入。

33分には久保が右サイドを突破、クロスはケパがキャッチ。35分には久保の絶妙なスルーパスからオヤルサバルが浮かせたシュートも、わずかにリュディガーに当たってゴールを外れる。37分にはベッカーがミドルもバーの上。

ロスタイムはレアルに2度決定機があったが決まらず、試合はそのまま0-1で試合終了。レアルはわずかシュート4本で1点と、効率よく試合を運ばれてしまったね。ソシエダは圧倒的にボールを支配していた前半に得点をしたかったが、相変わらず久保しかチャンスを作れずラストプレイでミスが多すぎた。

タイトルとURLをコピーしました