前節はスパーズに惜敗したブライトンは、現在リーグ最下位のシェフィードUとアウェイで対戦。シェフィールドは5-4-1の守備的フォーメーションで、ブライトンは4-2-3-1で、1トップがウェルベック、2列目は三笘、ブオナノッテ、アディングラという並び。
立ち上がりはホームのシェフィールドが勢いを見せる。ブライトンも3分にSBランプティとのコンビで三笘が抜け出してクロスという場面を作る。12分には三笘のドリブルに対してホルゲイトが足の裏を見せて左足を蹴り上げる悪質なファールで一発レッド。三笘の足が空中に浮いていたから良かったものの、体重の乗った軸足だったら間違いなく骨折や靭帯断裂をしていたところだった。
その後はマークを付けられている三笘は中に入り、がら空きのサイドはランプティが自由に使う流れ。そして前半20分にCKからファーに入ったダンクが折り返し、ブオナノッテが合わせたボールがラインを割ってブライトンが先制する。
23分にはニアゾーンに入った三笘が後ろから倒されるがノーファール。しかし24分、右からのクロスにファーで飛び込んだ三笘がシュート、これは相手GKが防いだがこぼれ球をウェルベックが押し込みブライトンが追加点。
前半29分にも三笘が切り返しからライン際をえぐって中にクロスも中と合わず。その後もブライトンが圧倒的にボールを支配するも得点は奪えず。前半44分にCKからシェフィールドが押し込んだかに見えたがオフサイドの判定でノーゴール。
後半からランプティ、ウェブスターの両SBをイゴールとモデルに交代、グロスが右SBに移る。これで三笘は左サイドに張る形が多くなる。17分には三笘が縦にえぐってシュートもGKフェデリンガムがなんとか止める。22分には右からのクロスに三笘がダイレクトで折り返しも相手に当たる。
そこからはしばらく膠着状態が続いたが、後半30分に三笘の左足クロスが相手のオウンゴールを誘って3点目、ここで三笘はお役御免。34分にはグロスの低いクロスからアディングラのボレー、さらには41分にまたアディングラが追加点で完全にダメ押し。そして0-5で試合終了。
三笘は直接のスコアポイントは無かったものの、2点に絡む活躍。シェフィールドは三笘に2人のマーカーを当てたが効果なく、サイドをいいように切り裂かれた。三笘はプレミア公式のプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたが、それも当然のプレイであった。
#PL Player of the Match: @Kaoru_Mitoma! ✨ pic.twitter.com/R8DH5vFuDD
— Brighton & Hove Albion (@OfficialBHAFC) February 18, 2024