現在勝ち点2差で首位をキープしているリバプールは、アウェイで14位のブレントフォードと対戦。遠藤は当然のように先発出場。
リバプールのフォーメーションは4-3-3で、遠藤はアンカーに入り、インサイドハーフがマカリスターとカーティス・ジョーンズ、3トップはヌニェス、ルイス・ディアス、ジョッタという並び。対するブレントフォードは3-1-4-2の形。
試合はホームのブレントフォードがまず攻勢、4分には遠藤がプレスに出たスペースを使われ、フリーでシュートを打たれる決定機を作られるが、相手は幸いにもゴールを外してくれる。しかし10分ごろから個人技で勝るリバプールが押し込むようになる。
ただリバプールはSBの上がったスペースを使われる不安定な守備で、17分にはPAすぐ外でマカリスターがファール、キックは幸いにもGK正面。30分にはカーティス・ジョーンズが怪我のアクシデント、グラフェンベルフが入る。
しかし34分、ブレントフォードGKが蹴ったFKを遠藤が競ってからのカウンター、ジョッタが競り勝ったボールを拾ったヌニェスがループシュートを決めてリバプールが先制する。しかし41分にはジョッタが怪我で退く連続アクシデント、ここでアフリカ選手権から復帰したサラーが入る。
後半6分、サラーがカウンターからゴールを狙うもうまくタイミングが合わず。しかい10分に、遠藤のヘディングでのカットからサラーがマカリスターにパス、相手を交わして上手く流し込んでリバプールが追加点。
そこからはほぼリバプールがボールを保持するが、後半22分に相手のカウンターになりそうな場面で遠藤が止めてイエローカード。すると23分にゴール前のルーズボールを拾ったサラーが、DFと競り勝ってゴールを決めて3点目。27分には逆に遠藤が倒されオニェカにイエロー。
ブレントフォードは後半31分にトニーのゴールで1点を返す。が、41分に相手のクリアミスを拾って最後はガクポが流し込んで4点目。後半ロスタイムにはFKからトニーのヘッドをリバプールGKケレハーが止めるなど、最後はバタバタだったが何とかリバプールが3点差を保って試合終了。
遠藤はそんなに派手な活躍はしなかったが、ピッチの至る所で精力的なカバーリング、浮いたボールにはすぐさま落下地点に入ってヘディングで競り勝ち、ボールを持ったら時間をかけずにフリーの味方にすぐさまパス、チームの潤滑油として勝利に貢献。