「鈴木彩艶の失点ハンデも、堂安・久保・上田のゴールで勝ち抜け」アジアカップ2024 ベスト16 日本-バーレーン

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グループリーグ最終節のインドネシア戦から、日本はCBを町田から板倉に変えただけの同じメンバーで臨んだバーレーン戦。

バーレーンは予想通り4-1-4-1のフォーメーションで守備を固め、日本はあまり前からプレスへ行かずにゆったりボールを回す展開。バーレーンの長身FWユスフに対しては冨安がきっちりマークして仕事をさせず、ミス絡みでしか大きなピンチを作らせなかった。

ただ、攻撃は相変わらずで、上田が細かく動き出しをするのだがボールは出て来ず、2列目の中村敬斗、久保、堂安も足元でもらいたがるタイプなので、余計に相手のラインをブレイクさせる攻撃が見られない。

と思っていたら、いきなり毎熊の強烈なミドルがゴールポストに当たり、オフサイドにかかっていなかった堂安が押し込み日本が先制。

後半開始早々にも、久保が奪ったボールからのパスは上田と堂安がお見合い、しかし相手のクリアがオフサイドの位置にいた久保に渡り、ノールックシュート。いったんはオフサイドと判定されるがVARでゴールが認められる。

その後、バーレーンのCKからヘディングは鈴木彩艶が弾いたが、上に飛んだボールをキャッチしようとした鈴木とヘディングをしようとした上田が交錯、ボールはゴールマウスに入って今大会お約束の失点。

日本は後半23分に三笘と南野を投入、すると4分後に毎熊のパスからターンで抜け出した上田がGKの股を抜くシュートを決めて3点目。そこから日本はカウンターで何度も追加点のチャンスはあったが決められず、10分のロスタイムを消化して3-1で勝利した。しかし毎試合失点せんと気が済まんのかと言いたいけど、まあ危なげなく勝てたから良しとしないとね。

そして準々決勝の相手は、PK戦でシリアを下したイランに決定。120分戦ってエースFWのタレミが退場して次節は欠場らしいが、今大会の日本は自分が相手だからね(苦笑)。旗手と板倉の怪我が心配だけど、ターンオーバーできる戦力は揃っているので、しっかりフレッシュな選手を使って圧倒していただきたい次第。

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