「遠藤は計算通り5枚目のイエロー、マカリスターと交代でアジアカップへ」イングランド・プレミアリーグ第20節 リバプール-ニューカッスル・ユナイテッド

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プレミアリーグで首位に立っているリバプールの年明けは、9位のニューカッスルとホームで対戦。リバプールはいつもの4-3-3で、前線はヌニェス、ルイス・ディアス、サラーの3トップで、遠藤はアンカーでジョーンズ、ソボスライとコンビを組む。対するニューカッスルも同じ4-3-3の形。

試合はホームのリバプールが最初からニューカッスルを圧倒、遠藤もかなり高い位置を取ってハイプレスの尖兵として働いている。しかしニューカッスルも攻守で集散の動きが早く、簡単にリバプールの決定機を作らせない。

12分にはヌニェスのシュートがニューカッスルGKドゥブラフカが防いだ流れから、最後は遠藤がミドルも枠外。20分には遠藤のインターセプトから最後はルイス・ディアスがPA内で倒されPK、しかしサラーのキックはドゥブラフカがセーブ、こぼれ球をアレクサンダー=アーノルドが詰めたがシュートは枠外。

35分には一発のパスからヌニェスが連続シュートの場面を作るが決められない。3分後にはニューカッスルのイサクがゴールを決めたかに見えたがオフサイド。結局、リバプールは前半で18本のシュートを放ちながらノーゴールで前半を折り返す。

後半5分、リバプールはカウンターからルイス・ディアスがサイドへ展開、ヌニェスがダイレクトで折り返したボールをサラーが押し込み、リバプールがようやく先制点をゲットする。

その後もサラーやヌニェスが立て続けにチャンスを作るが追加点を奪えないと、後半9分ににニューカッスルはゴードンが左サイドを破ってイサクにパス、これをファーに決めて同点に追いつく。

17分は遠藤の縦パスからルイス・ディアスがシュートもドゥブラフカがまたセーブ。19分には遠藤のダイレクトクロスからヌニェスがヘッドもバーの上。ここでリバプールはガクポ、ジョタ、フラーフェンベルクを投入。20分に遠藤がイエローをもらう。

27分に、相手のカウンターからのロングパスに遠藤が戻ってロングスタッフヘディングシュートに体を当てる。すると直後に右サイドのサラーからニアゾーンを抜け出したジョタ、折り返しをカーティス・ジョーンズが決めてリバプールがやっとこさ追加点。ここで遠藤が下がって復帰のマカリスターが入る。

後半33分、右サイドのサラーからのアウトでのクロスにガクポがスッと抜け出し3点目。しかし3分後にはCKからヘッドを決めてニューカッスルが1点差に迫る。が、後半40分にジョタがカウンターからフリーで抜け出し、GKのファールを誘ってPK。これをサラーが決めて4点目、そしてそのまま4-2で試合終了、しっかり首位を堅持した。

遠藤は累積5枚目のイエローをもらって出場停止だが、ちょうどアジアカップで消化のタイミング。この試合も安定したプレイで、絶え間ない相手のチェックとカバー、攻撃ではシンプルに周りへ繋いでリズムを作り出していた。前に行って抜かれても後ろのDF陣との連携がしっかり取れるようになっていただけに、これからの不在はリバプールにとって頭の痛いところだろう。

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