12月26日は伝統のボクシングデー開催が行われたプレミアリーグ。2位のリバプールは19位のバーンリーとアウェイで対戦。遠藤はもちろん7試合連続の先発でアンカーに入り、フラーフェンベルクとエリオットと中盤でコンビを組んだ4-3-3。バーンリーは4-4-2のフォーメーション。
試合はリバプールがボールを支配する形で始まるも、バーンリーもホームで攻撃時にはしっかり人数をかけて攻め込む激しい展開。しかし前半6分、リバプールがワンツーでガクポが左サイドを抜け出し、折り返しをヌニェスが絶妙なコースに流し込んで先制点を決める。8分には中央での崩しからサラーがシュートもバーンリーGKトラフォードがファインセーブ。
その後はビハインドを負ったバーンリーが攻勢に出るが、遠藤はアンカーの位置でスペースを塞ぎつつ相手の基点を潰す仕事を忠実に遂行、相手にシュートチャンスを作らせない。そして10分後にはまたリバプールのペースに変わる。
29分にはガクポがゴールを決めたかに見えたが、直前のプレイでヌニェスがファールの判定でノーゴール。34分にはアリソンのキックからガクポがキープからパス、サラーが抜け出しシュートもクロスバーの決定機。40分には遠藤がミドルもトラフォードが片手で弾く。
後半11分には遠藤の縦パスが入った展開から最後はクロスにエリオットが合わせてゴールするも、VARでサラーがブラインドになったという判定でノーカウント。そして後半20分を過ぎると、リバプールに疲れが見えて再びバーンリーがポゼッションする流れになる。
そして後半42分、遠藤が自陣左寄りの場所でボールを受け、中へバックパスしたボールがブルーノ・ラーセンに渡ってしまい、シュートまで持ち込まれるが左に外れて命拾い。逆に後半45分、遠藤のタックルからルイス・ディアスがヒール、ジョタが角度の無いところから押し込んでリバプールが追加点。
そこからバーンリーの反撃を凌いで試合はそのまま0-2で終了、リバプールは点差ほど楽な試合では無かったが、過密日程の中でしっかり勝ち点3をゲット、リーグ優勝に向けてまた一歩前進した。
??13日間で5試合連続先発?#遠藤航、ジェラードら #リヴァプール レジェンドに並ぶ約18年ぶりの記録達成!
現地メディアも高評価「また新たな輝かしいパフォーマンス。常に正しい位置でボールを回収していた」
— GOAL Japan (@GoalJP_Official) December 26, 2023
遠藤は13日間で5試合連続の先発という18年ぶりの記録を達成したらしいが、もう完全にリバプールのサッカーに馴染んている。疲れのせいか致命的なミスもやらかしたが、動き自体はほとんど落ちていないのが彼の偉大なところ。まだ年内にもう1試合あるが、怪我なく終えてアジアカップに臨んでほしいところだ。