前節はアストン・ヴィラに敗れて首位から陥落したアーセナルは、ホームに8位のブライトンを迎えての試合。アーセナルは4-3-3のフォーメーションで、前線はジェズス、マルティネッリ、サカの3トップ、冨安は怪我で欠場中。ブライトンは4-2-3-1でファーガソンの1トップに、2列目が三笘、ララーナ、アディングラの並び。
試合はホームのアーセナルが圧倒的にボールを支配、サカにボールが渡ると左SBのミルナーだけでは止められないので、三笘もDFラインまで下がっての守備を強いられている。15分にはウーデゴールが右足でのミドルはポストをかすめる決定機。
ブライトンはフェルドマンが怪我で27分にヒンシェルウッドと交代するアクシデント。ブライトンはファーガソンのポストがアーセナルに潰される事が多く、なかなか前線で基点が作れない。32分にはウーデゴールからのスルーパスでサカが抜け出し、折り返しのシュートはバーの上。
ようやく38分に三笘が相手のパスをカット、カウンターで抜け出したところをホワイトに掴まれイエローカードをプレゼント。逆に43分にはサカを三笘が後ろから掴んで逆にイエローカードをもらってしまう。ほぼアーセナルのハーフコートゲームだったがスコアレスで前半を終了する。
後半7分、ブライトンのGKフェルブルッヘンが相手にパス、このピンチは何とか防いだのだが、直後のCKでファン・ヘッケのヘッドで流れたボールをファーでフリーになっていたジェズスが頭で押し込みアーセナルがとうとう先制する。
12分に、この試合初めて三笘がボールをもらい、ベン・ホワイトをぶっ千切ってクロスもシュートまで行けず。ここでブライトンはイゴール、ブオナノッテ、ジョアン・ペドロの3人を投入。19分には三笘のパスからのクロスにヒンシェルウッドがヘディングもGKがキャッチ、ブライトン初めての決定機。
27分、左サイドで三笘の抜け出しにスルーパスが通り、切り返しから倒されたかに見えたがノーファール。34分にはブライトンがアディングラに代えてウェルベックを投入。すると38分にジョアン・ペドロのパスから左で三笘が抜け出し、アウトのクロスにグロスが合わせるも、わずかにシュートはポスト左、ブライトンはこの試合最大のビッグチャンスをものに出来ず。
しかし41分、アーセナルはカウンターから最後はハヴァーツがフリーで抜け出し、フェルブルッヘンの股間を抜くゴールを決めてアーセナルが2点目。6分のロスタイムも最後までブライトンはゴールを奪えず、そのまま2-0で試合終了。
とりあえず三笘にボールを預ければこの試合のホワイトだったらチンチンに出来たと思うのだが、中盤の選手がビビってスペースがある右に回しがちだったのが残念。まあ試合全体では完全にアーセナルが圧倒していたのでこの結果はしょうがない。次へ切り替えるしか無いね。
