「遠藤は先発も前半のみで交代、リバプールは相手が退場で逆転勝利」イングランド・プレミアリーグ第16節 クリスタル・パレス-リバプール

スポンサーリンク

年末進行のプレミアリーグ、今週末は14位のクリスタル・パレスとリーグ2位のリバプールが対戦。パレスのフォーメーションは4-2-3-1で、リバプールの遠藤はこの試合も4-3-3のアンカーで先発。

試合はリバプールがボールを支配する流れで始まるが、パレスも前線からプレッシャーをしっかりかけてリバプールの自由にさせず、簡単にチャンスを作らせない。13分にはパレスのCKからリバプールがカウンターも、最後はパレスGKジョンストンがキャッチする。

最初の決定機は27分、パレスがカウンターからアイエウのクロスからシュートもGKアリソンがファインセーブ。しかし直後に遠藤が後ろから詰められてボールを奪われ、ファン・ダイクがファールで止めてイエロー&PKという判定になったが、VARでファールが認められて命拾い。

その後もリバプールはボールは回すもシュートまで持ち込めず、パレスのペースで前半を折り返す。後半からリバプールはツィミカスに代えてジョー・ゴメスを投入する。しかし後半10分、マテタに対してクアンサーがPA内で足を蹴ったとのVARがありPK、マテタがアリソンの逆を突いてパレスが先制する。

後半29分にリバプールはエリオットとジョーンズを投入、その直後のカウンターでアイエウがファールを犯し2枚目のイエローで退場、パレスは10人での戦いを強いられる。すると31分に右からのクロスをクリアしたボールをサラーが拾い、シュートは味方に当たってコースが変わりゴールイン、リバプールがようやく同点に追いつく。

そして後半ロスタイム、サラーからパスを受けたエリオットがそのままドリブルで持ち込み、ゴール右にシュートを決めてリバプールが土壇場で逆転に成功する。10分にパレスのFKからアンデルセンがヘッドも、アリソンが弾いてゴールならず。そして1-2とリバプールが逆転で勝利を決めた。

まあパレスに退場者が出るまではリバプールの攻撃は閉塞したままだったので、遠藤が残っていても良かったんじゃないかと思うが、あわやPKの場面のように、プレミアの強度にアジャストし切れていない面があったのは事実。これも1つの勉強と割り切って、次の試合に臨んでもらいたい。

タイトルとURLをコピーしました