「ヘロヘロシュートで終わった久保だが、撃てる事に価値がある」スペイン・リーガエスパニョーラ第14節 レアル・ソシエダ-セビージャ

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代表ウィークで怪我人が続出しているスペインリーグ。ソシエダもエースのオヤルサバルが怪我でベンチスタート、代わりに1トップを務めるのはサディク、左がバレネチェア、久保が右ウイングの4-3-3。対するセビージャは4-2-3-1。

久保は相手ボール時には2トップの位置に上がって、CBのセルヒオ・ラモスにプレスをかける役割。するといきなり前半4分に、PA左でバレネチェアが蹴ったFKをGKドミトロヴィッチが何とか防いだのだが、そのボールがクロスバーに当たって跳ね返ったボールが自分の足に当たり、ゴールに入ってしまう珍ゴールでソシエダが先制。

当然セビージャが反撃、ボールポゼッションで上回る展開。14分にはカウンターからサディクの飛び出しに久保がロングスルーパスも、GKが先に触ってシュートへ行けず。しかし前半22分、サディクが中央から単独ドリブル、久保が右でフリーになっていたがカットインから右足を一閃、30mを超えるロングシュートが決まってソシエダが追加点。

その後は久保がサイドでボールを受ける場面が何度かあったが、対面のペドロサに引っかかってロストするシーンが目立つ。41分には久保がこぼれ球を胸トラップからシュートを放つが、ボールは大きくバーの上。44分には久保が右サイドを抜け出し、セルヒオ・ラモスとペドロサの間を抜くシュートを狙うが足に当たってGKキャッチ。

後半はセビージャが積極的にサイド攻撃を仕掛けて勢いを見せる。13分には久保が右でパスを受けてカットインを狙うも、2人目がカバーに来て奪われる。すると15分、ペドロサのクロスをエンネシリがヘッド、これがルノルマンに当たってコースが変わりゴールイン。さらに21分にはオカンポスがフリーで右サイドからクロス、エンネシリが合わせるがゴールポスト。

ペドロサがガンガン攻撃参加するので久保も守備に回る時間が続く。そんな中、25分に久保がPA左で縦に突破、ライン際から折り返しもサディクのヘッドはGKがキャッチ。30分にはサディクとメリーノが下がり、オヤルサバルとトゥリエンテスが入る。31分には久保がPA右でカットインからシュートもコースが甘くGK正面。

37分、久保がカウンターから1人スルーパスでセルヒオ・ラモスを抜こうとして倒され、ラモスにイエローカード。38分にも久保のカットからカウンターで右サイドを抜け出し、PA内に入って左足シュートもコースが甘くてGKに防がれる。久保は39分にチョーと交代で下がる。

セビージャは、41分にセルヒオ・ラモスが足の裏を見せてブライス・メンデスを倒したプレイが2枚目のイエローと判定、VARで一発レッドに変更されてどっちにしても退場。これに抗議したヘスス・ナバスも退場処分。これでセビージャは万事休す、ソシエダが2-1で逃げ切った。

久保は4回はあったシュートチャンスを全て決められず、プレイのキレが落ちていて代表疲れが残っていたのは明らか。それでも久保がボールを持つとすぐさまダブルチームで対応されるなど、最大限に警戒される中でチャンスを作れるという事自体が並の選手じゃない証。次こそケチャドバをお願いしたい。

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