「前半ボロボロのブライトン、三笘のアシストから盛り返してドロー」UEFAヨーロッパリーグ グループB マルセイユ-ブライトン

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アジア大会があって録画したまま見逃していた、ヨーロッパリーグのブライトンの試合を今更観戦。

初戦はAEKアテネにホームで苦杯を喫したブライトン、第2戦の相手はアウェイでのマルセイユ。マルセイユはそれまでの監督が解任後、ガットゥーゾが就任して2試合目。フォーメーションは4-3-3で、トップにはオーバメヤンが入る。ブライトンはいつもの4-2-3-1で三笘は左SH、1トップがウェルベック、トップ下がアンス・ファティの先発。

試合はブライトンがアウェイでもボールを自陣から繋ぐサッカーを見せるが、マルセイユは守備時には4-4-2のコンパクトな3ラインでビルドアップを封じにかかる。三笘も相手のSBがガッチリマンマークで付いてくるのでボールになかなか触れない。

11分に、三笘がPA左でGKのミスキックをカット、浮き球でファティに繋ぐがシュートを撃ちきれない。すると19分にマルセイユは右SBクラウスがオーバーラップ、三笘はその前にバランスを崩して倒れ、フリーの状態でワンツーからクロス、中にいたムベンバが合わせて先制点。

さらに20分にも、相手のクリアボールをダンクが後逸、アリがボールを拾って折返し、オーバメヤンがニアで潰れて裏にいたヴェレトゥが押し込み、ブライトンは全く同じような形から連続で失点してしまう。

30分ごろから、ようやく三笘が左サイドに飛び出すシーンが見られるようになるが、相手のカバーも早くて決定機まで持っていけない。40分にも三笘が相手ボールのインターセプトから持ち上がってパスも、相手にカバーされて通らず。42分にアーリークロスからアンス・ファティがヘッドもGKパウ・ロペスが左手1本でファインセーブ。

前半ロスタイムにはウェルベック、マーチとDFライン裏に抜け出してシュートの場面を作ったが、どちらもゴールは決まらず前半を2-0で終了する。後半開始からもマルセイユのペースで、三笘がボールを奪われて慌てて自陣に戻ってカバーする場面も。

すると後半9分、スローインならランプティがえぐって三笘にパス、折返しをグロスが決めて三笘のアシストでブライトンが1点を返す。その後はマルセイユに疲れが見え、3ライン間のスペースが空いて三笘がボールを持つシーンが増える。

27分にはカウンターから三笘が完全に抜け出しシュートも、パウ・ロペスにセーブされてゴールならず。23分には三笘がライン際をえぐるらしいプレイから折返しもCK。30分にはFKからファーの三笘がダイレクトで折返しも味方に当たってゴールキック。

しかし後半41分、三笘のカットインからアディングラがクロス、ファーに飛び込んだランプティがクラウスに足を引っ掛けられてPK、これをジョアン・ペドロがGKの逆を取って決め、ブライトンが同点に追いつく。そしてそのまま2-2のドローで試合終了。

三笘は最近のパターンである、前半は相手の激しいマンマークに押されて精彩を欠くものの、後半になって相手が疲れてくると活躍をし始め、何度か決定機は作るが自分も味方も決められないパターン。プレイの安定性に欠けるのはやはり疲れのせいだろう。代表招集は体調不良のため見送りになったが、何とかこの間に回復してもらいたいところだ。

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