「谷内田の2試合連続FKで先制も、不注意な退場で難しい試合に」杭州アジア大会 男子サッカー グループD 日本-パレスチナ

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初戦のカタール戦を3-1で日本が勝利した後、2戦目のカタール対パレスチナが引き分けたため、日本の決勝トーナメント進出が決定。しかし1位抜けと2位抜けでは日程に1日の差があるため、勝利が欲しいパレスチナ戦。

日本の先発はGK藤田、DF奥田、山崎、馬場、吉田、MF小見、谷内田、山内、松村、2トップが西川と内野で、入れ替えた選手は2人のみ。

試合は日本がボールを支配するも、どう見てもU-23のガタイじゃない選手ばかりな上にOAも入れたパレスチナはフィジカルで勝り、時折力強いカウンターを見せてくる。

それでも前半10分に日本が奥田のクロスにファーで松村が合わせるが枠外。13分にはCKから吉田がニアでヘッドもクロスバー。すると18分、相手DFのパスミスを拾った内野がサラーに後ろから倒され一発レッド、そしてこのFKを谷内田が2試合連続で決めて先制。

しかし日本は前半27分に山内が相手の足を踏みつけて2枚目のイエローで退場、これで10人対10人のイーブンになってしまう。しかし戦況は変わらず、日本がひたすらパレスチナ陳内でボールを回し、時々パレスチナがカウンターを見せて前半終了。

後半の日本は選手交代無し、4-1-4のフォーメーションでボールを支配するも、ゆっくりパスを回しているだけなのでフリーでプレイする機会を作れない。逆に14分、ゴール前の飛び出しに浮き球を合わされシュートを食らうも、GK藤田が前に出てボールを弾くナイスセーブ。

21分には小見、西川が下がって鮎川と日野が入る。31分には内野と松村に代わって佐藤と角が投入される。しかし日本はその後も徹底してリスクオフのぼーる回しに終始、ロスタイムには谷内田を下げて松岡大起を入れ、3分をコントロールして試合終了。

相手が退場して先制と、楽な試合になるはずだったのに山内の不注意でわざわざ難しい試合にしてしまったのは残念。山内だけじゃなく小見や西川もダメダメ、決勝トーナメントに向けて不安が残る内容だったと言える。

そのベスト16の相手はミャンマーに決定。中2日で28日の20時半から試合が行われる。次こそはスカッと快勝していただきたい。

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