代表うウィーク明けのプレミアリーグ、ジェイドン・サンチョの謀反で揺れているマンUは、ホームのオールド・トラフォードでブライトンと対戦。
マンUのスタメンは、1トップがホイルンド、2列目がラッシュフォード、エリクセン、ブルーノ・フェルナンデスの4-2-3-1、三笘と対峙する右SBはワンビサカではなくダロートが入った。対するブライトンは、1トップがウェルベック、2列目が三笘、ララーナ、アディングラで、マーチとエストゥピニャンがベンチ外で、左SBにはランプティが入った4-2-3-1。
試合はホームのマンUが高い位置からプレスをかけ、4分にサイドでボールを受けた三笘にもダロートが激しくタックルもノーファール。6分にはラッシュフォードが個人技で切れ込みシュートもブライトンGKスティールが足1本で防ぐ。ブライトンは10分にようやくクロスを三笘が落としたボールをシュートもヒットせず。
その後はマンUのペースが落ちてブライトンがボールを保持する流れになり、14分にはカウンターから三笘が中へピンポイントでパスを通すがシュートまで行けず。すると20分、右サイドに上がったアディングラが抜け出し、折返しをララーナがスルーして裏のウェルベックが押し込み、ここまで押されていたブライトンが先制する。
マンUも、26分に三笘のマーク役のダロートがこの試合初めてオーバーラップ、三笘がカバーに入ったがクロスを上げられラッシュフォードがシュートもDFがブロック。三笘はダロートのマークを受けて、中にポジションを取ったりするが、ランプティやダフードとのコンビネーションは出来ておらず、孤立してボールが入らない。
34分にはカゼミーロからのサイドチェンジを受けたラッシュフォードがシュートも、フェルトマンが投げ出した足に当ててゴールポストの決定機。すると40分に、ラッシュフォードが左で溜めて折返しをホイルンドが決めたかに見えたが、ラインを割っていてノーゴール。
後半4分、三笘がようやく左で前を向いてキープ、意表を突いたスルーパスをアディングラに通すがわずかに合わず。すると8分、三笘のキープからランプティにパス、短くなったパスが微妙なスピードでグロスに渡り、これを決めてブライトンが追加点。
ブライトンは後半18分にウェルベックとララーナを下げて、アンス・ファティとペドロを入れる。マンUも2人を交代。さらに後半27分、三笘が中に入ったスペースをようやくランプティが上がり、クロスをジョアン・ペドロが押し込み3点目。
これで試合は決まったかに見えたが、マンUは29分にハンニバルがミドルを決めて1点を返す。ここでブライトンはミルナーとギルモアが入り守備固め。34分、三笘がカウンターで完全に抜け出し、角度の無いところからシュートもオナナにセーブされる。
最後に、ブライトンはファーガソンとギルモアを投入、上手くマンUに傾いたペースを握り返し、ロスタイムにはギルモアからのスルーパスに抜け出したアンス・ファティがシュートもオナナに防がれ、初得点ならず。そして0-3で試合終了、ブライトンがオールド・トラフォードで殊勲の勝利を上げた。
三苫はいかにも体が重そうで、無理をしたら怪我をするんじゃないかと思っているぐらいに消極的なプレイぶり。それでもマンUが常時ダブルチームを貼り付けていたので、あえてデゼルビ監督は三笘を最後まで残して囮として使い、結果的に右から攻めて3得点。ブライトンの戦略勝ちだったね。