「良くも悪くも軽量級のスポルディング、ガチムチユーベに封じ込まれる」UEFAヨーロッパリーグ 準々決勝第2レグ スポルディングCP-ユヴェントス

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ユーベホームの第1戦を1-0で終えて迎えた、リスボンでの第2戦。スポルディングは3-4-2-1のフォーメーションで、1トップがエドワーズ、シャドーがペドロ・ゴンサウヴェスとトリンコン、守田はウガルテと並んでダブルボランチで先発。対するユーベは4-3-3で1トップがヴラホヴィッチ、ウイングがキエーザとディ・マリアという先発。

前半9分、ユーベはCKの混戦からラビオが押し込んで早速先制点を決める。しかし18分にエドワーズが右サイドへ抜け出してライン際をえぐり、シュートがポストに当たったこぼれ球をウガルテが拾ったところでラビオに倒されPK、これをエドワーズが決めて同点。

その後はユーベがボールを保持し、スポルディングは前線3人のコンビネーションでカウンターを狙う流れ。30分を過ぎるとスポルディングがポゼッション、35分にはCKからディオマンデが競り勝ちヘッドもわずかにゴールを外れる。

後半に入って5分、FKから守田がニアで競って一瞬相手の手に当たったかに見えたがノーファール。10分には守田のミスからクアドラードがクロスもヴラホヴィッチのタイミングが合わず。15分には守田が左からクロスもクリアされる。22分、守田が強引に中央を割ってドリブルも引っかかる。

スポルディングは、30分にダニーロと入れ替わったエスガイオがGKと1対1になるもシュートを力んで吹かせてしまい、この試合一番の決定機を物に出来ない。43分、右サイドでエドワーズがまたえぐってクロス、コアテスがフリーだったがキックはバーの上に飛んでしまい、またしても絶好のチャンスをフイにする。

そして5分の後半ロスタイムもユーベにのらりくらりと受け流され、そのまま1-1のドローで終了。2試合トータルで2-1と勝ったユーベが準決勝に進出した。

第1戦同様、ガチムチ・ユーベのフィジカルと球際の強さにスポルディングのパスワークが封じられ、攻め手はエドワーズの個人技しか無かったのが辛いところ。スペースを察知して正確にボールを繋ぐプレイが持ち味の守田は、これだけガチガチに対応されると持ち味が活きない。スポルディングが先制点を取れていればまた違ったのだろうが、ユーベの試合巧者ぶりが上回った試合だったね。

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