「バスクダービーの復讐、ビルバオの執念に抑え込まれた久保」リーガ・エスパニョーラ第29節 アスレティック・ビルバオ-レアル・ソシエダ

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第29節はレアル・ソシエダとアスレティック・ビルバオとのバスクダービー。前回1月14日にソシエダホームで行われた対戦では、久保のゴールでソシエダが快勝、今節はビルバオホームでの対決となった。

ビルバオのフォーメーションは4-2-3-1で、1トップがグルセタ、2列目がニコ・ウィリアムズ、サンセット、イニャキ・ウィリアムズの並び。ソシエダは中盤ダイアモンドの4-4-2で、2トップがオヤルサバルと久保、トップ下がダビド・シルバの形。

試合は序盤からソシエダがビルバオの前線に激しくマンマーク、縦パスにプレスをかけて久保にボールが集める狙いは見えるが、両チームともに相手のプレッシャーに負けて良い形でパスを繋げず、チャンスは相手のアクシデント頼みの展開が続く。

15分を過ぎると、徐々にビルバオがポゼッションで上回る流れになって、久保とオヤルサバルがボールに触れなくなり、両ウイングのウイリアムズ兄弟にボールを集めるビルバオ。20分に久保が右でパスを受けてマークを引き付けてクロスも味方と合わず。

前半26分にスベルディアのミスからシュートを打たれるがGKレミロがかろうじて防ぐ。直後には久保のクロスがカットされてのカウンターを食らうが、何とかオフサイドにかけて助かるソシエダ。32分にもイニャキ・ウィリアムズのシュートをレミロが止めたが、そのCKからイニャキがゴールをねじ込みビルバオが先制する。

ソシエダは後半からブライス・メンデスを下げてバレネチェア、右のSBにはエルストンドが入り、4-3-3の形にシフトする。10分にはバレネチェアのシュートがこぼれたボールを久保がシュートもウナイ・シモンが足で止める。

後半15分にオヤルサバルと久保に代えてセルロートとチョーが入る。しかし後半25分にカウンターから右サイドを抜け出したイニャキ・ウィリアムズにニアハイへゴラッソを決められビルバオが追加点。

ソシエダは40分にチョーがカットインからシュート、GKが弾いたボールをセルロートがフリーでシュートも決められず。43分には相手のミスからバレネチェアがこれまたドフリーをQBK、結局ソシエダはノーゴールのまま2-0で試合終了。

前回のバスクダービーでは久保に散々やられたせいか、ビブバオはSBのユーリが完全マンマークな上にダブルチームで対応、オヤルサバルも厳しくマークされて自由にさせてもらえなかった。ビルバオの執念がソシエダを上回った試合であった。

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