ミッドウィークに行われたプレミアリーグ第7節の順延分、リーグ17位とギリギリ残留圏に位置するボーンマスと、6位をキープしているブライトンとの対戦。
ボーンマスのフォーメーションは4-4-1-1の形、ブライトンはいつもの4-2-3-1で、1トップがファーガソン、2列目が三笘、マカリスター、マーチの並び。
早速2分、マーチのクロスに三笘がファーで飛び込むが、残念ながら競り負けてコロンビア戦の再現ならず。前回の対戦ではチンチンにやられたボーンマス右SBスミスは、三笘に対してはスッポンマンマークで徹底的にスペースを与えない作戦。
しかし前半28分、三笘と入れ替わってオーバーラップしたエストゥピニャンにダンクからフィードが通り、クロスは相手に当たったがこぼれ球を三笘が拾い、折り返しをファーガソンがオシャレなヒールシュートを決めてブライトンが先制する。
ボーンマスもようやく反撃、38分にスルーパスに抜け出したトラオレがシュートもシュートはゴール右に外れ、直後にもブライトンのバックパスを拾って最後はソランキがシュートもGKスティールがセーブする。
前半はブライトンがボールポゼッションで上回るもシュートは半分、後半も両サイドが封じられているブライトンに比べ、ボーンマスのほうが良い攻撃を見せるシーンが多い。24分にはFKからルーズボールをソランキがシュートもDFに当たって外れてくれる。
その後は守備を固めるボーンマスに対してブライトンが攻めあぐねる流れが続く。後半ロスタイムになって、三笘が絡んで左サイドを突破、エンシソが持ち込んで中に入り、グロスのラストパスからゴールを決めて2点目、これで勝負あり。EL圏内のスパーズに2試合少ない状態で勝ち点4差まで迫ってきた。
これで三笘は最近の5試合で2G3A。5試合連続でスコアポイントを記録したのはクラブ史上初と騒ぎになっているが、彼自身の調子としては大分疲れているなという印象。ここ数試合はマンマークに付かれるとあまり抵抗せずにエストゥピニャンが上がるスペースを開けたりと味方を活かすプレイに徹しているように思う。なのに結果を出し続けているのは凄いのだが、だんだんこちらも感覚が麻痺してくるよね(笑)。