「久保のアンクルブレイクからのアシストも10人相手にドロー」リーガ・エスパニョーラ第22節 レアル・ソシエダ-セルタ・デ・ビーゴ

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前節は久保の活躍でエスパニョールにアウェイで勝利、今節はホームで14位のセルタ・デ・ビーゴと対戦。ソシエダのフォーメーションは4-3-3で、1トップがセルロート、ウイングがオヤルサバル、久保と、11人全員が前節と同じメンバー、対するセルタは4-4-2の形。

試合はいきなりセルタがどんどんパスを繋いでソシエダゴールに襲いかかるが、何とかGKレミロが防ぐ慌ただしい展開。しかし前半4分に中央でボールを受けた久保がドリブルで溜めて、マークをアンクルブレイクで崩してオヤルサバルにスルーパス、これを左足でニアにゴールを決めてソシエダが先制する。

13分には久保がハビ・ガランのマークを嫌って左サイドに寄ってボールを受け、ブライス・メンデスとのワンツーから抜け出しを図るが倒され、久保はアピールするがリターンが相手に当たったせいもあってノーファールの判定。

20分ごろからはセルタがボールを支配する流れ。ソシエダもパス回しでプレスを回避しようとするが、中盤の3人が常時プレスを受けている状態でビルドアップでままならず、フィジカルで押されてしまう展開。26分には左サイドからシンプルなクロスをラーセンがヘディングシュートも何とかレミロがセーブのピンチ。

44分にもミンゲサに抜け出されるが、レミーロが何とか体に当ててセーブ。45分には左サイドで久保が抜け出すもクロスは味方に合わず、前半のソシエダはわずかシュート1本だったが、1-0で前半を終了する。

後半立ち上がりも立て続けに両サイドの近距離からFKを与える苦しい展開。6分にはセフェロビッチのヘッドをリコが頭で戻したが、GKレミロと息が合わずアスパスに押し込まれたがゴールポストで命拾い。ソシエダはどうにも試合のリズムが狂っている。

10分に相手のCKからのこぼれ球を拾ってフェイントからカウンターに持ち込もうとした久保が倒され、カルレス・ペレスにイエローカード。18分にはイジャラメンディに代えてミケル・メリーノが入る。

後半20分、久保がオヤルサバルに完璧なスルーパスを通るが、シュートはトラップが流れてセルタGKビリャルに防がれる。25分には久保がボールを奪ってからオヤルサバルの落としを再び久保がシュートもビリャルがセーブ。

ところが30分に、途中出場のタピアが両足でタックルに行ってイエローカード、その判定に不服を言ったようですかさず2枚目で退場、セルタは10人でプレイを強いられる。32分にはカウンターから久保にパスが通るが左足に持ち替えている間にコースが無くなり、結局シュートは枠を外れる。

35分にはGKからのロングボールに久保が抜け出そうとするもDFに挟まれてシュートまで行けず。38分に久保はパブロ・マリンと交代。後半ロスタイム、マリンのパスミスからアスパスにロングシュートを打たれ、レミーロが出ていて危なかったがシュートは何とか外れてくれる。

しかしロスタイム3分に相手のクロスをルノルマンがクリアミス、これがオウンゴールになってしまい、結局1-1で試合終了。内容からするといつ失点してもおかしくなかったが、相手が10人でロスタイムはもったいないドローだった。

久保はこれで3試合連続の公式MOM。先制のアシスト、オヤルサバルへのアシスト未遂は美しかったが、32分のフリーになった場面でのシュートは決めておきたかったね。まあ、それ以前にセルロートと守備陣が悪すぎた。

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