「守田もチームもアウェイで苦しみながらの勝ち点3」ポルトガル・プリメイラリーガ第19節 リオ・アヴェ-スポルディングCP

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ヨーロッパリーグ出場権の4位に付けているスポルディングは、11位のリオ・アヴェとアウェイで対戦。リオ・アヴェのフォーメーションは3-4-2-1で、スポルディングも同じ形のミラーゲーム。守田はダブルボランチの左で先発。

試合はどちらかというとホームのリオ・アヴェのペース。守田には常に相手の監視が付いた状態で、味方からなかなかボールが出て来ない。パスの出しどころが無くて、適当なロングボールをあっさり回収される場面が多い。

そんな中、ここまで目立たなかった守田が22分にヌーノ・サントスのクロスがクリアされたこぼれ球をダイレクトでシュートも、ボールはゴールの右に外れてしまう。そのまま両チーム枠内シュートゼロのしょっぱい前半が終了する。

後半になると、スポルディングはウガルテと守田のダブルボランチが縦関係になって、相手のマークを逃れてビルドアップを行う意思を見せるが、7分にウガルテがボールを奪われてボアテングがDFを振り切ってシュートもスポルディングGKアダンに防がれる決定機。

スポルディングも20分にウガルテのパスカットから最後はペドロ・ゴンサルヴェスがシュートもバーの上。31分には守田がキープをミス、カバーしたウガルテが相手を引っ掛けてしまいイエローカード。

しかし試合は意外な形で動く。後半39分に、スポルディングはCBのイナシオが持ち上がって出したパスをペドロ・ゴンサレスがスルー、それで相手のクリアが空振りになってしまい、ボールはフリーのシェルミティに届き、難なくゴールを決めてスポルディングが先制する。

そして6分のロスタイムを含む残り時間に波乱は無く、そのまま0-1で勝利。スポルディングにとっては我慢の試合だったが、何とか最後まで集中力を保って貴重な勝ち点3を手にした。

前節は派手な2ゴールで脚光を浴びた守田は、相手に警戒されたのか終始マンマークを受けてなかなかボールに絡めず、数少ないチャンスもシュートを外してしまった。まあこんな日もあるよね。チームが勝ったので良しとしないと。

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