「チームは上位に完勝、お疲れ古橋は後半に目立つもシュート1本」スコットランド・プレミアリーグ第9節 マザーウェル-セルティック

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古橋が怪我をしている間に勝ち点を落として、リーグ6位にまで後退してしまったセルティック。A代表ウィーク明けも、当然のように4-3-3の1トップでスタメン。現在4位とセルティックより上位にいるマザーウェルも4-3-3のフォーメーション。

試合は序盤からマザーウェルが守ってセルティックがボールを保持。しかしセルティックは中でパスを受けて前を向ける選手がロギッチぐらいで、攻撃はサイド偏重で相手のDFが揃った状態でクロスを入れるだけで、古橋が良いタイミングで動き出しても遭うボールが出て来ない。

前半13分にようやく右からのクロスを古橋の頭をかすめるシーンが出るが、それだけ。ならば守備というわけで、前半17分に古橋のプレスバックでボールを奪うと、ロギッチのラストパスにジョタが抜け出し、左足で決めてセルティックがゴール。

その後も圧倒的にセルティックがボールを支配するが、古橋にとっては相手がドン引きで動けるスペースが無い。それでも一瞬の動きでマークを外すのだが、誰もそこに合わせずミドルを打ってしまう。32分ごろに主審が怪我で試合中断、6分のロスタイムもスコアは動かず前半終了。

追加点が生まれたのは後半7分、古橋のポストからサイドへ、その折返しをターンブルがミドル、相手GKが一歩も動けないコースに決まってセルティックが2点目。後半12分、この試合初めて古橋の動き出しにボールが出てきて、右サイドからクロスも味方に合わず抜けてしまう。17分にも古橋が裏へ飛び出すが、トラップが流れて相手に防がれる。

その後はマザーウェルも前に出て来てセルティックゴール前のシーンが増えるものの、セルティックも慌てず人数をかけて守って得点を許さない。そして後半37分に古橋はお役御免で交代。39分にはようやくマザーウェルがクロスからフリーでヘッドもバーの上という決定機。

しかしマザーウェルのチャンスはそれくらいで、後はセルティックが危なげなく試合を運んでそのまま0-2で試合終了。これでセルティックはマザーウェルを順位で逆転、リーグ4位に浮上した。

古橋についてはシュートわずか1本。アバディーン戦もそうだったが、最近は古橋も相手に警戒され、チームメイトがパスを出しにくくなっている様子。後半にスペースが生まれてボールをもらえるようになったが、クロスが引っかかったりと動きにキレが無かった。次の試合はヨーロッパリーグ、しっかりコンディションを整えて臨んで欲しいね。

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