「鈴木優磨を代表に呼ばない誰かさんはやっぱり節穴」ベルギー・プロリーグ第9節 スタンダール・リエージュ-シント・トロイデン

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前節はゲンク相手に鈴木優磨が今シーズン初ゴールを挙げるも逆転負けを喫したシント・トロイデン。今節は現在8位のスタンダール・リエージュとアウェイで対戦。

シント・トロイデンは3-1-4-2のフォーメーションで、シュミット・ダニエルがGK、橋岡が右WB、林と鈴木が2トップで先発、原がベンチ、伊藤と松原はベンチ外。対するスタンダール・リエージュは4-4-2の形。

試合はスタンダール・リエージュがボールを保持し、シント・トロイデンはWBが下がった5バックでスペースを埋めつつカウンターを狙う形で始まるが、10分頃からはシント・トロイデンもポゼッションで盛り返し、ずっと膠着状態が続く。

シント・トロイデンの日本人2トップは、どちらかと言うと林が前線に張って、鈴木が幅広く動いてボールを引き出す役割になっているが、ポストプレイ自体は鈴木のほうが相手の背負い方が上手くて効いている。森保監督にはさっぱり見えないようだが(笑)。

スコアが動いたのは前半45分、スタンダール・リエージュがゴールから30mのところでFKを得ると、ボールを動かしてからガヴォリが蹴ったボールがブラインドになったのか、シュミット・ダニエルが一歩も動けずゴールイン。

後半になると、対面のエンクンクに抑えられていた橋岡、走り回っていたがボールに絡めなかった林が下がり、原大智が入って鈴木との2トップに変わり、長身の原へのロングボールが増える。

すると右サイドで鈴木が相手に倒され、アドバンテージで流れた展開から最後はコナテがカットインからニアにミドルを叩き込み、シント・トロイデンが同点に追いつく。

さらに後半15分にも鈴木がPA内でアーリークロスを拾ってターンからシュート、こぼれ球をライツがシュートもGKゴダールのファインセーブで阻まれる。18分には原大智がカウンターからシュートもバーの上。

そこからはまたスタンダール・リエージュが盛り返し、サイドでの攻防で優位に立って基点を作られ、何度かPA内にボールを持ち込まれてしまうが、シント・トロイデンは粘り強い守備で得点を許さない。

後半35分に、シント・トロイデンは左サイドでのカウンターから、クロスを原大智が相手と競り合いながら左足で合わせるが大きく枠の外。その後は互いにプレスがかからずスペースが空いてグダグダな展開に。

このまま1-1のドローで終わるかと思われた後半44分、左サイドのスペースにブルースが抜け出し、折返しに走り込んだライツがダイレクトボレーをコースに決め、シント・トロイデンが逆転に成功する。そして3分のロスタイムを守り切って試合終了、シント・トロイデンはアウェイで大きな勝ち点3をモノにした。

ヨーロッパ4大リーグじゃないとは言え、スタンダール・リエージュはヨーロッパリーグ常連の強豪、そことの試合で抜群の存在感を見せた鈴木優磨は、やはり現在の日本人FWで頭ひとつ抜けた存在だと言えるだろう。まあ、どっかの代表監督は呼ぶことすらしない節穴なわけだが・・・(苦笑)

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