「南野は言われるほど悪くなかったが、ただ走って競り合うだけなら並以下の選手」イングランド・プレミアリーグ第32節 サウサンプトン-クリスタル・パレス

スポンサーリンク

ミッドウィークに行われたプレミアリーグの第32節延期分、サウサンプトン対クリスタル・パレス。南野は2試合ぶりに先発出場、4-4-2の右SHに入る。対するクリスタル・パレスは4-3-3のフォーメーション。

試合はいきなり、FKからヘディングで折り返したボールをベンテケが足で浮かし、そこから自身の頭でボールを押して飛び出し、サウサンプトンGKフォースターの股間を抜くゴールを決めてパレスが先制する。

前半5分、南野は右の低い位置でパスを受け、ドリブルでイングスとのワンツーを受けたところでファールで倒される。13分、珍しく南野の動き出しにパスが出て、右サイドに流れてのクロスも相手に当たってCK。

先制して自陣に引いたパレスに対し、ずっとボールを持たされていたサウサンプトンだが、20分にエースのイングスが右からの折返しに、トラップから振り向きざまの強引なシュートを決めて同点。

その後は膠着状態が続いたが、39分にパレスがFKからの流れで左サイドのスペースにザハが飛び出し、南野が追ったがそのまま抜かれ、切り替えしたところをレドモンドが倒してしまいPK、しかしミリヴォイエヴィッチのキックをセインツGKフォースターが完璧に読んで防いでしまう。

後半立ち上がり、サウサンプトンはショートコーナーからアームストロングが中に入れたボールが流れ、それをアダムスが押し込み逆転に成功する。後半7分には南野がカウンターからパスを受けるが競り合いになって倒される。

12分には南野が飛び出しからボールを受け、クロスが相手に当たるも何とか味方に渡るが得点には繋がらず。14分にも同じような形になるがバックパスで戻して終わる。15分には中央でパスを受けるが競り合いで奪われる。

そこからは圧倒的にパレスが攻め込む流れになるが、27分にカウンターから南野がアーリークロス気味のパスを出すが誰も触れずGKにキャッチされる。すると28分にアダムスからのスルーパスにイングスが反応、冷静に流し込みセインツが試合を決める3点目。

後半35分には南野がセンターサークルからドリブル、レドモンドからのリターンを受けてこの試合初めてのシュートも相手に当たる。44分には南野がボールをキープもロストから奪われ、自身でカバーする。ロスタイムには右サイドで南野が単独でボールを奪ってアダムスにパスもわずかに合わず。そして試合終了。

なんかネットやメディアだと、チームは勝ったけど南野は全然プレイに絡めなかったみたいな事を書いてたけど、それなりにパスはもらえていたし、ちゃんと勝利に貢献していたように思う。ただ、ゾーンの合間でボールを受けてナンボの選手なので、ヨーイドンで飛び出して競り合うだけならプレミアでは並以下の選手だからね。

ここでもずっと、南野は体重を増やさないとプレミアでは厳しいだろうと書いていたけど、どうやら太れる体質でも無さそうなので、来期はブンデスあたりへの移籍は視野に入れたほうが良いのではないだろうか。

タイトルとURLをコピーしました