「強豪アンデルレヒトを倒して3位浮上、鈴木武蔵は代表で何か変わったか?」ベルギー・プロリーグ第13節 ベールスホット-アンデルレヒト

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国際Aマッチウィーク明けのベルギーリーグ、ベールスホットの鈴木武蔵はチームに戻っても先発、4-3-3フォーメーションの右ウイングとして先発、対するアンデルレヒトは4-2-3-1で中盤がマッチアップする形。

試合は序盤こそベールスホットが攻勢に出たが、10分を過ぎるとアンデルレヒトがボールを支配、15分にはアンデルレヒトのタウがDFラインの裏を取って抜け出し、GKが飛び出してがら空きになったゴールにシュートを撃たれたが、幸い右に外れて命拾い。

さらに前半20分過ぎには、アンデルレヒトの選手に中盤をドリブルで仕掛けられ、1対1を剥がされる場面が目立つようになるが、ラストパスが合わずに決定機までには至らないものの、いつ先生されてもおかしくない流れ。

ところが先制したのはベールスホット。高い位置で相手がキープしたボールを奪うと、ラストパスを受けたクリバリがDFの股を抜くシュートを決めてしまう。その後はアンデルレヒトが反撃、43分にはPAのすぐ外でFKを得るもボールは落ちずバーの上。さらに後半3分には折返しを途中出場のフラープがフリーで合わせるも枠に飛ばず。

するとまたベールスホットに追加点。後半5分にカウンターからティスダリが3人に囲まれながら抜け出し、PA内で足を引っ掛けられてPK。ホルツハウザーのキックはアンデルレヒトGKヴェレンロイターが一度は止めるが、こぼれ球を自身で押し込み2点目。

アンデルレヒトはサイドチェンジで基点を作り、ブロックを作って守るベールスホットを押し込んで外からジワジワと攻め立てる。ベールスホットもようやく後半18分にチャンス、グラウンダーのクロスに鈴木が飛び込むもわずかに合わず。23分にはアンデルレヒトのCKからヘディングを叩きつけられるが、ベールスホットGKヴァンハメルがファインセーブ。

後半30分ぐらいから、ベールスホットは鈴木以外の9人が自陣に戻って守り、アンデルレヒトはサイドから中、中からサイドと何とか揺さぶってゴールを狙う。35分には疲れが見える鈴木に代えてエレケを投入。38分にはPA内からアンデルレヒトのヌメチャがシュートもゴールポストと運が無い。ようやく42分、スルーパスからネメチャがアウトサイドでヴァンハメルの脇を抜く技ありシュートを決めて1点差。

その後もアンデルレヒトが猛攻を見せるものの、ベールスホットはGKヴァンハメルを中心に粘り強く守り、そのまま2-1で逃げ切って試合終了、ホームでの連勝を5に伸ばして3位に浮上。アンデルレヒトは順位を1落として7位に後退。

鈴木は右ウイング、左ウイング、前半の終わりから1トップへとポジションチェンジしたが、その割にポストプレイがヘタで裏抜けを狙いたがるので、チーム戦術と合ってなかった。代表の事を考えると、もうちょっとキープする時間を稼いでくれるようにならないと色々厳しいよね。

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