「負けているとは思えないしょっぱいマジョルカの攻撃で、唯一見せ場を作った久保」スペイン・リーガエスパニョーラ第10節 レガネス-マジョルカ

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昨日は終日恒例のイベントに参加していたので、帰宅してから久保が出場した場面だけ観戦。

久保は0-1でビハインドの後半14分に、ダニ・ロドリゲスに代わって4-1-4-1の右SHとして投入された。

チームの戦術として4バックはPAの幅から広がらず、SHの選手は相手のサイド攻撃に付いてDFラインの位置まで下がってカバーするために、ボールを奪っても早いタイミングで久保にボールが渡らず、ようやくボールが来ても相手のマークが付いた状態で、しかも久保に対しては2人でカバーをしに来ていたので、なかなかそこから有効な仕掛けは出来なかった。

マイボール時には久保が中に入ってSBが高い位置を取る形も見せていたのだが、相手の中盤が中を締めていたのもあって縦パスが来ることは全く無く、ひたすらボールはサイドを経由してからよっこらしょと繋ぐような状態で、相手の守備を崩すような素早い攻撃がマジョルカには全く無く、流れからの決定機を生み出す事が出来なかった。

そんな中でも、久保は孤軍奮闘、珍しくセビージャからワイドに開いた久保に良いパスが通った時には、1対1からダブルタッチで2人のマークを抜きにかかったが最後はバランスを崩して倒れてしまった。後半35分には右からのクロスにニアゾーンへ飛び込みヘディングも、厚く当たりすぎて外れるなどの見せ場は作った。

7分もの後半ロスタイムに、マジョルカはCKからライージョがフリーで合わせるもわずかに枠の左。その直後にもクロスが流れたところをトライコフスキがシュートもわずかに左で得点できず、試合はそのまま0-1で終了。前節はレアル・マドリーに勝利して世界を驚かせたマジョルカだったが、今節は最下位のレガネス相手に0-1で敗戦、今期アウェイ全敗の内弁慶ぶりを晒す結果になってしまった。

実質37分間の出場だったが、流れの中から可能性を感じたのは久保のプレイからだけだったので、いい加減に久保を先発で使っても良いのではないかと思うのだが・・・4-1-4-1ならインサイドハーフという選択もあるだろうし、監督には是非とも検討をお願いしたい。

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