「やる気満々の長友だったが、ファルカオとのホットラインは機能せず」UEFAチャンピオンズリーグ グループA クラブ・ブルージュ-ガラタサライ

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同じグループにPSGとレアル・マドリーがいる事から、事実上の挑戦権獲得試合となったクラブ・ブルージュとガラタサライとの初戦。

ガラタサライは4-3-3のフォーメーションで、1トップのあのファルカオ、左ウイングにライアン・バベル、アンカーにエンゾンジとベテランのビッグネームを数多く揃え、その中に長友も左SBとしてしっかり入っている。対するブルージュは普段の4バックではなく、3-1-4-2の形を取ってきた。

その狙いは、ガラタサライの3トップに対してガッチリとマンマークをかけ、長友のオーバーラップに対してもWBのディアッタがきっちりケアをしてフリーにさせない狙いが徹底されていた。なので、前半のガラタサライはポゼッションで優位に立ちながらも決定機はバベルがGKと1対1になったシュートのみでほぼ攻撃を封じられてしまった。

後半はブルージュのペース。最初から高めの位置を取る長友の裏のスペースに、オケレケが流れてロングボールを受けたり、前半とは逆にディアッタがオーバーラップをしたりで、カウンターやセットプレイから何度かチャンスを作るが、GKムスレラの鋭い反応でゴールを許さない。

しかし相手が上がる分、長友が攻撃に絡む回数は前半よりも増え、後半36分にセットプレイのこぼれ球を拾った長友が強烈なミドルを放つがわずかにポストの左。その後はどちらも単発のチャンスはあったが得点は最後まで決まらず、痛み分けのスコアレスドローで試合終了。

長友は、ファルカオへの縦パスというホットラインは相手に激しいマークで潰され、オーバーラップも良い形でマークを振り切れず、攻撃ではあまり貢献は出来なかった。さすがにPSGとレアル相手にサイドを埋められるような事は無いだろうから、長友の運動量が活きる機会はあるはず。思い切ってやって欲しいね。

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