「伊東の相手を背負いながらのターンから、優勝を決める1点が生まれた」ベルギー・優勝プレーオフ 第9節 アンデルレヒト-ゲンク

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前節は優勝がかかったホームでのクラブ・ブルージュ戦で逆転負けという失態を喫してしまい、残り2試合で勝ち点3差、しかも同勝ち点の場合はクラブ・ブルージュが上回るレギュレーションのために、尻に火がついた状態になってしまったゲンク。

絶対に負けられない今節は、アンデルレヒトとのアウェイ戦。ゲンクのフォーメーションは4-2-3-1で伊東はいつものように右SHで先発。対するアンデルレヒトも同じフォーメーションでスタート。

試合は、前節はプレッシャーがあったのか先制した後は受けに回って失敗したゲンクが、その反省からか立ち上がりから積極的にプレスを仕掛ける激しい展開。そんな中、前半11分に伊東がセンターに降りて来てマークを受けながら反転してアウトサイドでパス、そこからサイドに展開してからのグラウンダーをニアでヘイネンが合わせて先制する。

その後はアンデルレヒトが攻め込み、またゲンクは受けに回る流れになってしまったが、19分にはライン裏に抜け出した伊東がヘディングもコースが甘くGKにキャッチされ、24分には右サイドからドリブルシュートもコースを外れるが、何とか流れを変えようという意欲を見せる。

これでまたゲンクにエンジンがかかり、アンデルレヒトのライン裏を狙う攻撃が機能、前半の残りはむしろゲンクのほうに何度か決定的なチャンスを作り、アンデルレヒトもロスタイムにはポストに当たるシュートを放つが得点には至らず、試合は後半へと突入する。

後半も前半と同じように一進一退の立ち上がりとなり、12分に伊東が下がってパインツィルが投入される。が、このあたりからゲンクの足が止まり始め、試合の流れはアンデルレヒトに傾いていく。すると後半20分に右からのクロスにファーサイドからボラシエが飛び込み同点。

さらに後半40分にはPAすぐ右でゲンクがFKを与えると、キックの勢いはあったがコースが甘くてGK正面。終盤はアンデルレヒトが優勢な展開だったが、シュートの甘さに助けられ試合はそのまま1-1で終了。

裏で行われていた、2位のクラブ・ブルージュがスタンダール・リエージュに敗れたため、残り1試合を残して勝ち点差が4となり、ゲンクが8年ぶりの優勝を決めて来期はチャンピオンズリーグのグループリーグから出場する事になった。

サイドが押される展開になって、伊東が目立つ場面はあまり多くなかったが、それでも先制点に繋がる基点になったターンは見事だった。最終戦では、伊東が優勝カップを掲げるシーンを楽しみにしておこう。

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