「絶好調に戻りつつある乾だが、かえってコパ・アメリカ招集拒否を招くかも」リーガ・エスパニョーラ第27節 アラベス-エイバル

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前節は乾の決勝ゴールでビジャレアルに勝利したアラベスは、今節はホームで乾の古巣であるエイバルと対戦。どちらも4-4-2のフォーメーションで、乾はもちろん左SHで先発出場。

試合は、4-4-2同士のマッチアップで激しいデュエルの応酬で始まるが、徐々にアウェイのエイバルの方がポゼッションする流れになる。エイバルはサイドバッグが高めの位置を取り、そこを起点にしてSHが中に入ってパスコースを作り、SHが動いたスペースにはFWが流れてボールを受ける形が浸透している。

対するアラベスは、ボールを奪ったら2トップがDFラインの裏に走ってロングボールを競るか、サイドチェンジでジョニーと乾がドリブルで仕掛けるシンプルで速い攻撃に特化、DFラインでじっくりボールを回すような時間がほとんど無い。

ただ、アラベスは乾やFWの二人がしっかりプレスバックして自陣でフリーな選手を作らせないのに対し、エイバルの方はあっさりペナルティエリアの中でフリーな選手を作ってしまいがちで、決定機の数ではアラベスが上回る。

前半17分、ロングボールをFWボルハ・バストンが頭で落とし、カレリンの折り返しを再びボルハ・バストンがフリーでシュートも枠外。24分にはアラベスがセカンドボールを拾って、乾がカットインからシュートも相手DFに当たって跳ね返される。38分にはPAの中でパスを受けたボルハ・バストンが反転シュート、かろうじてエイバルGKドミトロヴィッチがセーブ。

後半のアラベスのペースで始まり、3分には左サイドでのFKでサインプレイから乾がセンターでボールを受け、ミドルシュートもわずかに左へ外れる。しかし後半13分、相手のCKの跳ね返りを拾った乾がフリックで流し、それを拾ったジョニーがスピードで右サイドをぶっち切ると、後ろから走り込んできた乾にスルーパス、乾は逆サイドにクロスを蹴ると見せかけシュートフェイントを仕掛けると、ドミトロヴィッチが見事に釣られて倒れた隙に流し込み、2試合連続のゴール。

エイバルのメンディリバル監督はすぐさま、ククレジャとカルドナを投入して攻勢を強めると、アラベスは前線のプレスバックが無くなり、DFラインがズルズルと下がってセカンドボールを拾われる厳しい展開。そんな中でも、乾は相手選手にしっかり詰めて攻撃を切るなど守備で貢献する。

しかし後半26分、右サイドからオレジャガのクロスに誰も反応できず、中でカルドナにあっさり合わされとうとう失点。同点にされてからはアラベスも反撃し、後半36分に乾が右サイドからグラウンダーのクロスを蹴ると、跳ね返りがマリンの前に転がるもシュートはわずかに枠を外れる。

その後は、エイバルに押されながらもアラベスの守備は落ち着きを取り戻し、試合は結局1-1のドローで終了。アラベスの順位は5位のままだが、ライバルのヘタフェとセビージャが商利したため、チャンピオンズリーグ圏内からは勝ち点4の差に広がってしまった。

失点してからのエイバルのシフトチェンジに対し、2トップの運動量が落ちてプレスが効かなくなったアラベスの対応が遅れたのがもったいなかった。名将の采配勝負ではメンディリバル監督が判定勝ちというところか。乾は運動量も戻ってフル出場、おそらくコパ・アメリカに招集されるのだろうが、この出来からクラブが拒否するかもしれず、今後の駆け引きに注目だね。

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