「小久保神が止めまくり、ワンチャンで勝利の方程式」パリ五輪サッカー男子 グループD 日本-イスラエル

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先に行われたグループCの最終戦で、スペインがエジプトに敗れたために日本が1位通過するとスペインとの対戦になる事が決まった状況での最終戦。

日本のスタメンはGK小久保、DF内野、木村、鈴木、西尾、中盤が川崎、山本、荒木、シャドーが佐藤、山田、1トップが藤尾の6人をターンオーバーした4-3-3。対するイスラエルも4-2-3-1のフォーメーション。

試合は後が無いイスラエルが優勢な流れで始まる。6分にはカウンターから内野が裏を取られてシュート、10分にはセカンドボールを拾われてシュートも小久保がきっちり防ぐ。18分にもカウンターからイスラエルがシュートもゴール右。

前半25分ごろから、イスラエルのプレスの勢いが少し落ちてきて、日本が徐々に中盤でボールを持てるようになる。30分には山田のCKからファーで木村が飛び込んでヘッドも右に外れる。33分にはニアゾーンに入った佐藤の折り返しから川崎がシュートもバーの上。45分にもCKからまた木村がヘッドもGKキャッチ。

後半から日本は山本に代えてバックアップメンバーの植中を投入、同じポジションに入る。ボールは日本が保持する展開も、5分にイスラエルが縦パスからシュートも小久保が弾く。12分もワンツーでイスラエルに崩されるもシュートは左。

日本は後半16分に山田を下げて三戸を投入、佐藤が右に移って左シャドーに入る。このあたりから、再びイスラエルが前に出てきて日本が押し込まれる時間帯。しかし20分には三戸がカットインからシュートもGKが弾く。23分にはイスラエルがカウンターも上手くディレイしてシュートを大きく外れさせる。

27分に、日本は右サイドを崩しての折り返しを藤尾がシュートも相手がブロック。このあたりから再び日本のペースになるが、32分に川崎が腰を痛めて藤田に代わるアクシデント。さらに日本は荒木を下げて細谷を入れ、藤尾が左シャドーに下がる。

36分には木村がヘディングで繋げようとしたボールを拾われ、そのままシュートも小久保がセーブ。41分には佐藤のバックパスミスからシュートを浴びるがまたまた小久保が止め、セカンドボールもシュートミスと危ないシーンの連続。

41分、日本はCKから流れたボールをファーで細谷がヘッドもGKがキャッチ。42分には日本が高い位置でボールを奪って細谷がシュートも宇宙開発。そして後半ロスタイムに入ったところで、藤田から佐藤にスルーパス、ダイレクトの折り返しを細谷が押し込んで日本がゴール。

後半のロスタイムは8分あったが、イスラエルに反撃する力は残されておらず、そのまま日本が試合をコントロールしてそのまま1-0で試合終了。裏のパラグアイ対マリはパラグアイが勝利し、日本がグループ1位突破、2位がパラグアイで、日本の準々決勝はスペインとの対戦になった。

日本は無失点で全勝したとはいえ、藤田がいない守備はバイタルでやられまくり、いつものように小久保が鉄壁の守備でしのいだものの、スペイン戦に向けて不安の残る内容だったのは確か。ただ、この試合でエースの細谷に待望のゴールが決まった事は大きい。次も間違いなく小久保に頼る試合になるが、何とかワンチャンスをものにして勝ち上がってもらいたい。

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