「相手が前に出てくればリバプールと遠藤は最強」イングランド・プレミアリーグ第36節 リバプール-トットナム・ホットスパー

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残り3節となったイングランド・プレミアリーグ。3位のリバプールは優勝争いに残る上で、5位のスパーズはCL出場権争いで、互いに絶対に負けられない対戦。

リバプールはいつもの4-3-3で、遠藤がアンカーで先発、中盤はエリオットとマカリスターが担い、3トップはガクポ、ルイス・ディアス、モハメド・サラーの並び。対するスパーズは4-3-3でスタート。

試合の序盤はアウェイのスパーズがボールを支配。しかしそういう展開は遠藤の大好物で、8分に遠藤のパスからサラーがシュートもクロスバーという最初の決定機を演出、9分にはサラー、エリオットとシュートのシーンを作る。

前半16分、遠藤から左に流れていたガクポに大きく展開、カットインからのクロスに飛び込んだサラーが頭で押し込みリバプールが先制する。その後はスパーズが逆襲に出るも、リバプールはカウンターの機会が増える。

42分には相手のパスミスを拾って最後はアレクサンダー=アーノルドがシュートもブロックされるが、45分に遠藤のパスをマカリスターが右サイドへワンタッチで展開、ロバートソンの落としをサラーがシュート、こぼれ球をまたロバートソンが押し込んで追加点。

後半開始早々に遠藤が自陣でロスト、しかしそこからカウンターでサラーがシュートまで持っていく。そして5分にはエリオットの攻撃参加でボールを奪い、ファーへのクロスをガクポが頭で押し込んで3点目。さらに15分、サラーの横パスを受けたサラーがゴラッソなミドルを決めて4点目。

17分に遠藤がリシャルリソンをPAすぐ外で倒してファール、しかしFKは壁に当たる。ここで遠藤とロバートソンがお役御免、バイチェティッチとジョー・ゴメスが入る。しかしバイチェティッチの守備は明らかに軽く、スパーズの攻撃を止められなくなる。

後半28分に右からのクロスにリシャルリソンが押し込んで1点を返すと、32分にはPA内で繋がれ最後はソン・フンミンに決められる。その後はリバプールにもサラーの決定機などはあったが、どちらもゴールは決まらず4-2で試合終了。

この試合はスパーズが攻撃的に来てくれたので、自然とリバプールの布陣はコンパクトになって、スピードに不安を抱える遠藤にとっては良さが生きる環境になった。クロップ監督の退任で来期の放出が噂されているが、代わりにアンカーへ入ったバイチェティッチがザルだったのを見ても、まだまだリバプールには遠藤が必要なのは間違いない。

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