ほぼ10人での戦いを強いられた中国戦で何とか勝ち点3を手にした日本は、初戦で韓国に負けたUAEとの対戦。日本は初戦から7人先発が変わり、GK小久保玲央ブライアン、DF大畑、木村、鈴木、関根、中盤が荒木、山本理仁、川崎、1トップが藤尾、ウイングが佐藤と山田の4-3-3。対するUAEは4-1-4-1の形。
試合は日本がボールを保持する流れで始まり、UAEが1トップのアディルを狙ったロングボールからカウンターを狙う流れ。しかし日本はサイドで基点を作って左右に揺さぶり、関根のミドルやクロスバーに当たった荒木のカットインシュートなど惜しい場面を作る。
するとようやく前半27分、CKがファーに流れたところで山本のクロス、木村のヘッドがポストに当たってゴールイン、日本が先制点をゲットする。その後も何度かチャンスはあったが決められず、逆に44分にカウンターからシュートを浴びるが小久保が防ぐ。ロスタイムにはPAすぐ外でFKを与えるが、相手のキックミスに助けられる。
そしてロスタイムも6分に入ったところで、川崎がPA内にドリブルで入ったところで後ろから倒されPKの笛が吹かれたが、VARでノーファールと判定、1-0で前半を折り返す。
後半からはUAEがかなり前からプレスをかけて来るが、かえって日本は攻撃のスペースが生まれてサイドから何度かチャンスを作る。5分にはクロスから荒木がフリーでボレーも枠には飛ばず。15分には荒木はPA内でフリーになるがクロスは味方と合わず。
しかし後半15分、オーバーラップした大畑がシュート性のクロスがゴールインするが、VARで戻りオフサイドと判定されノーゴール。この後20分に日本は山田から平河、UAEは2人の選手を交代する。すると21分に大畑のクロスに川崎がヘディングを決めて、今度こそ追加点。
後半29分には荒木と藤尾に代えて丸木と細谷が入る。33分には大畑のクロスが相手に当たってGKが弾く。84分には松木の突破から細谷がドフリーで合わせるがまさかの枠外、直後にも松木がワンツーからGKと1対1でシュート、ロスタイムには佐藤がフリーで左足と、日本は追加点のチャンスがありながらも3点目が奪えず試合終了。
これで日本と韓国は勝ち点、得失点差、総得点で並んで、これはフェアプレイポイントで負けて次はドローだと2位通過と思いきや、どうもPK戦になる模様。果たしてこの拙攻結果がどう転ぶのか、韓国戦は3日後である。