プラハホームでの第1戦は5-1で圧勝、ほぼ勝ち抜けが決まった状態でアンフィールドに戻って来たリバプール。シティ戦からスタメンを4枚変更、遠藤はアンカーで先発、IHはクラークとソボスライ、3トップがヌニェス、ガクポ、サラーの並び。対するスパルタ・プラハは5-3-2のフォーメーション。
試合はリバプールが当然ボールを支配するスタートだが、プラハも守備時は中盤がほぼマンマーク、ボールを奪ってハーフカウンターを狙う気マンマン。しかし7分、右からグラウンダーの折り返しをヌニェスがきっちりコースに決めると、再開直後に相手DFの横パスをサラーが引っ掛け、クラークが押し込み、10分にはお返しでクラークが奪ってサラーが決め、リバプールがあっという間に3点を追加。
おまけに14分、リバプールはスローインから相手のパスを遠藤がカット、そのままダイアゴナルにサラーへパス、折り返しをガクポが決めて4点目。しかしプラハはいくらなんでもザル過ぎ。そこからはリバプールも手を抜いて足が止まり、足元でボールを回すシーンが多くなる。そんな中でも常時ポジションを修正してボール奪取を狙っている遠藤。
しかし42分、相手GKのキックを中で競り合った後、ダイレクトでスルーパスを出されて遠藤が裏を取られ、体は寄せたのだがシュートが股の間を通ってボテボテでコースに決まり失点。遠藤はDFラインに吸収された状態だったのだが、アンカーのクセで競り合った際に一瞬前へ出てしまったために反応が遅れた。
それでも45分、遠藤はサラーへダイレクトのロングスルーパスを通し、折り返しはカットされたがチャンスを演出。この試合に限らず、遠藤はいつもサラーのポジションを見ていてパスの第一候補にしてるんだよな。どの上司にゴマをすれば良いか分かっている(笑)。
後半からリバプールは遠藤、ヌニェス、ジョー・ゴメスが下がってマッコネル、エリオット、ツィミカスが入る。すると4分にソボスライがゴール右でドリブルからニアにシュートを決めて5点目。そして10分にはCKからエリオットがミドル、ガクポがかすってゴールイン。
あとはリバプールがウォーミングアップでファン・ダイクを投入、あとは個人アピール合戦を繰り広げて終了。リバプールはアグリゲートスコア11-2の圧勝でベスト8進出、相手はセリエAで現在6位のアタランタ。勝てるとは思うが油断は禁物だね。