冬の移籍で、シント・トロイデンからプレミアリーグのルートン・タウンへ完全移籍を果たした橋岡大樹。既にカップ戦には出場していたが、第27節のアストン・ヴィラ戦で後半8分から途中出場、プレミアリーグのデビューを果たした。
試合はリーグ4位のアストン・ヴィラがペースを握り、24分にCKからワトキンスが先制ゴールを決め、39分にもFKからの早いリスタートでワトキンスが抜け出しゴール、VARの介入があったがオフサイドにはならず。2点をリードされた状態で橋岡が登場、3バックの左にポジションを取った。
後半は一転してルートン・タウンが攻勢、右サイドのカボレにボールを集めて積極的な飛び出しからクロスを浴びせるが、アストン・ヴィラもなかなかゴールを許してくれない。20分には相手のカウンターからの攻撃にも、橋岡はしっかり対処してシュートを許さない。
すると後半22分、ルートン・タウンのCKからシュートはGKに防がれたが、その後の混戦からチョンが押し込んで1点差。23分に相手のポストプレイを橋岡がノーファールで潰す。さらに27分、ルートン・タウンはFKからファーに飛び込んだモリスが蹴り込み同点。
しかしアストン・ヴィラが一気に4人を交代すると試合の状況が変わり、その後はアストン・ヴィラがボールを保持する流れに。すると後半44分、右からのアーリークロスにファーから飛び込んだディーニュが頭で押し込みアストン・ヴィラが勝ち越し。そしてそのまま試合終了。
橋岡にとっては少々ほろ苦いプレミアデビューになってしまったが、フィジカルやスピードはイングランドでも十分通用するところを見せられたと思う。今度スタメンに定着するには、攻撃面でどれだけ貢献ができるかにかかっているように思う。頑張って欲しい。