「似た者同士の争いはGKで勝負が付く?」アジアカップ2004 準々決勝イラン戦展望

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さてバーレーン戦から中2日、早くも準々決勝のイラン戦が今晩に行われます。

残念ながら、伊東純也選手は週刊新潮による性加害報道の影響で代表からの離脱が決まり、これからの出場が叶わない状況になってしまいました。

他の選手は一緒に戦いたいとの要望があったようですし、虚偽告訴をするぐらいに潔白であるならば、マスコミの暴力に負けず出場して欲しいと思うのですが、スポンサー第一のJFAにとってはイメージの悪化を恐れたんでしょうね、残念な事です。

伊東がいないとなると、サイドを単独で打開できる選手が三笘しかいなくなるわけで、日本としても非常に痛い戦力ダウンです。となると、右サイドの攻撃はバーレーン戦で良いコンビネーションを見せた、堂安・久保・毎熊のセットに頼る事になると思います。

左はまだ三笘は先発から使わず、中村敬斗でスタート、1トップは調子を揚げている上田、ボランチはバーレーン戦後半の守田と遠藤、DF陣はバーレーン戦のセットと予想します。

    上田

 中村 久保 堂安

  守田  遠藤

中山      菅原
  冨安  板倉

    鈴木

イランについては、ベスト16のシリア戦を見ましたが、フォーメーションは4-2-3-1でラインを高く上げてコンパクトに守り、サイドのジャハンバクシュ、ガエディで基点を作ってタレミ、アズムンの2人に良い形でボールを渡して崩すという、日本と良く似たスタイルのサッカーをしています。

従って、サイドでの攻防でどちらが優位を取れるかが試合の流れを決めるポイントになるでしょう。その意味で、毎熊と中山のSBがどれだけイランに対して高い位置を取れるか、DFラインをコントロールしてカウンターの基点を作らせない守備が必要です。

そしてイランのGKはベテランのベイランバンドが勤めているだけに、日本としてはチャンスをしっかり決めきってPK戦に持ち込まれないように願うしかありませんな。

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