「イラク戦の再現を狙うバーレーンにどう対応するか」アジアカップ2024 バーレーン戦展望

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グループリーグ最終戦から中6日が空いて、ようやく今晩にベスト16のバーレーン戦がやって来ます。

決勝トーナメントでは、目の前の試合に集中せずに次の試合を考えるとロクな結果にならないと言われていますが、日本がここから勝ち上がると、中2日で準々決勝、中3日で準決勝、そして中2日で決勝という極めてタイトなスケジュールになるため、やはりターンオーバーを考えながらの用兵にならざるを得ないと考えます。

そしてもう1つはイエローカードの累積。現在、日本の選手でカードを1枚もらっているのは、遠藤、伊東純也、菅原、南野の4人。準々決勝でいったん累積警告はリセットされますが、それまでの2試合でカードをもらってしまうと次の試合は欠場が確定してしまいます。準々決勝では強豪イランとの対戦が予想されるので、バーレーン戦では遠藤、伊東、南野については温存の方向かなと思います。

    上田

 前田 久保 堂安

  旗手  守田

中山      菅原
  冨安  板倉

    鈴木

バーレーンは、194cmのFWユスフを中心に、4-1-4-1で固く守ってサイドが飛び出すカウンターという「ザ・中東」の典型的なチーム。おそらく日本に対してはロングボールを蹴ってセカンドボールを拾う、イラクと同じような戦術を取ってくるはずなので、ラインをしっかり上げて前からプレスをかけ、簡単に蹴らせない事が重要になると思います。

プレスという点では中村敬斗は弱いので、左SHは前田を予想。対イラン戦ではトップ下は南野のほうが先発向きなので、バーレーン戦では久保。右SHの伊東純也、左SBの伊藤洋輝もイラン戦が優先と見ます。菅原はここで名誉挽回に期待。

相手の出方を受けて対応するのではなく、終始日本がモメンタムを握って試合の主導権を握る事ができるのか。そろそろアジアの王者らしい風格のある試合内容を見せていただきたいところです。

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