「豪雨と疲れでヘロヘロの三笘、終盤にブチ切れ猛攻も勝ち越せず」イングランド・プレミアリーグ第10節 ブライトン-フラム

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ミッドウィークにヨーロッパリーグをこなしてのプレミアリーグに挑むブライトンは、ホームで13位のフラムと対戦。ブライトンは何と3バックの形で、三笘はWBの位置にポジションを取る。対するフラムは4-2-3-1の形。

しかし急遽準備したプランのせいか、ブライトンは持ち前のビルドアップがギクシャクして、全くサイドを使えず三笘の出番がなかなか無い。5分にやっとドリブルからクロスの場面を作るが相手に当たってしまう。8分にはブライトンが連続攻撃もフラムGKレノが立て続けにセーブする。

14分に三笘が2回の切り返しからララーナにパスを繋げてミドルの場面を演出すると、17分には強引なドリブル突破からシュートも右に外してしまう。そして前半26分、ブライトンはハーフカウンターから中で中でパスを繋ぎ、ファーガソンがしっかり決めてブライトンが先制する。

そこからはフラムが反撃、ウィリアンを中心に攻撃参加の枚数を増やしてブライトンが後手に回る展開になり、それでも三笘に対してはSBのカスターニュがずっとマークをしたままなので、さらに三笘がボールに触る回数が減ってしまう。

後半になるとフラムがブライトンの3バックに対してプレッシャーをかけて来る。ブライトンは3分にララーナがPA外で倒されFKもダンクのキックはクロスバー。13分にはララーナに代えてアンス・ファティが入る。

フラムは20分、ブライトンのビルドアップミスから高い位置でボールを奪ってパリ‐ニャが決めて同点。ここでブライトンはギルモア、フェルトマン、ブオナノッテを一気に投入、4バックに変更する。28分には三笘が久々に縦突破も3人に囲まれてシュートまで行けず。

終盤はブライトンが猛攻、39分には三笘がPA内にドリブルで切れ込むも、ボールが足元に入ってシュートまで行けず。42分には三笘が切り返しから縦突破のクロスも中と合わず。ロスタイム8分に三笘が自身がロストしたボールを奪い返し、カウンターから最後はブオナノッテがシュートもミートできず、そのまま1-1のドローで試合終了。

ブライトンが3バックで相手の守備を広げる戦術的な狙いの犠牲になって、そもそもボールがあまり来なかった上に、三笘は雨でボールが滑るせいもあってプレイ精度を欠く出来、心身ともに疲れているようで判断も消極的な場面が目立った。最終盤に吹っ切れたように三笘にボールを集めて集中攻撃をしていたが、もっと早くそういう時間帯を作っても良かったのではないか。いろいろもったいない試合だった。

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