以前から移籍が噂されていた鎌田選手について、とうとうフランクフルト側が退団する事を発表しましたね。
ℹ️#鎌田大地 はアイントラハト・フランクフルトを去ります。
26歳の #鎌田 選手 は6年間のアイントラハト在籍後、契約を延長せずシーズン終了後にクラブを退団。
残りの時間、共に素晴らしいものにしましょう。#SGE | #アイントラハト | #フランクフルト | #ブンデスリーガ pic.twitter.com/dgOb31U1qG
— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) April 12, 2023
シント・トロイデンへのレンタル期間を含めると実に6年間もフランクフルトに在籍していたんですな。この歳になると、6年なんかあっという間の出来事になってしまって愕然とします(笑)。
契約満了での退団となるため、次のクラブへ移籍する場合は移籍金が必要ない事になります。当然フランクフルトとしては、来期にはいなくなる上に移籍金で儲ける事が出来ない選手を使う義理は無いので、現在は控えの立場になってしまってますが、鎌田としてはそれは承知の上でしょう。
🦅🌟アイントラハトでの功績🌟🦅
🏆2018年 #DFBポカール 優勝
🏆2022年 #UEL 優勝
✅公式戦170試合出場
⚽️3️⃣7️⃣ゴール3️⃣1️⃣アシスト
✅ブンデスリーガ119試合出場
⚽️1️⃣8️⃣ゴール2️⃣7️⃣アシスト
✅UCL・UEL38試合出場
⚽️1️⃣4️⃣ゴール4️⃣アシスト#SGE | #アイントラハト | #フランクフルト | #ブンデスリーガ pic.twitter.com/f2ec6kSanj— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) April 12, 2023
こちらも公式Twitterから鎌田の通算成績。やはり欧州カップ戦での得点力が図抜けてますね。理由としては、欧州戦はブンデスに比べて前に出てくるチームが多い事と、フランクフルトのスタジアムは迫力があるので、他国のアウェイチームにとってはプレッシャーになる事もポイントでしょう。
ただ、フランクフルトは熱いサポーターが多いだけに、ほとんど気迫を前に出さず淡々とプレイする鎌田は誤解され、アンチの非難を受けることが少なくありませんでした。特に同じトップ下の選手であるゲッツェを獲得、スタメンに残るためにボランチへのポジションチェンジを強いられた事は、鎌田にとって契約を延長しない1つの要因になったのではないかと思います。
移籍先の噂としては、本人が拒否したと言われるボルシア・ドルトムントを始め、バルセロナ、アトレティコ・マドリー、ローマなど錚々たる名前が並んでいます。ネームバリューで言えばバルサですが、ライバルが多くてスタメン確保は容易じゃないので個人的には反対。オススメはアトレティコで、かつて大活躍したジョアン・フェリックスとプレイスタイルが似ているし、4-4-1-1のトップ下はインサイドハーフやボランチより向いていると思います。
最近は日本人選手の移籍がサクッと決まる事が多くて、長友がインテルに移籍した時のようなハラハラ感が味わえていないので、鎌田の行き先については楽しませていただきたいところですな。