「横浜Fマリノス3年ぶりの優勝、静岡勢が揃って降格」J1最終節、優勝&残留争いの行方

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優勝争いと残留争いが同時並行で展開されるJ1の最終節。今日は14時からオミクロン対応新型コロナウイルスワクチンの接種を予約していたので、後半から磐田対京都の試合を横目で見ながらネットの情報を追っかけていました。

首位の横浜Fマリノスと川崎の差は勝ち点2ですが、得失点差が11あるので、川崎が優勝するためには横浜の敗戦が必須条件。その神戸対横浜Fマリノスの試合は、神戸が前半のうちに追いついたものの、結局1-3であっさりホームで敗戦。川崎はFC東京に勝利したものの、勝ち点2差は縮まらず横浜が優勝を決定。

13.   湘南ベルマーレ 38 33   9 11 13 29 38 -9
14.   アビスパ福岡 37 33   9 10 14 28 37 -9
15.   ガンバ大阪 36 33   9 9 15 33 44 -11
16.   京都サンガF.C. 35 33   8 11 14 30 38 -8 P.O.
17.   清水エスパルス 33 33   7 12 14 41 50 -9 降格
18.   ジュビロ磐田 29 33   6 11 16 32 57 -25

残留争いについては、最下位のジュビロ磐田が既に降格決定、最終節は15位のガンバまでが自動降格圏争い、プレーオフは13位の湘南まで可能性があった大混戦でしたが、結局勝ち点33で17位だった清水が、せっかく札幌をリードしながら残り5分で逆転負けを食らって自動降格が確定。

プレーオフについては、湘南が柏に勝利してイチ抜け、福岡とガンバがそれぞれドローに終わり、京都が最下位の磐田に勝利すると残留決定だったが、GKと1対1のシュートを枠に飛ばせないなど、決定力不足が響いて磐田とスコアレスドロー、明日のJ2プレーオフで対戦する熊本と山形の勝者と入れ替え戦を戦う事になった。

各試合のスコアの推移は目まぐるしかったが、結果だけを見ればあまり大逆転劇は無かった最終節になったなという感じ。ただ、横浜Fマリノスと川崎の神奈川勢が6連覇を達成したのに対し、サッカー王国と呼ばれる静岡勢が揃ってJ2降格なのは寂しい印象はありますな。

特に清水については、カタールW杯代表の正GK候補である権田、スペイン帰りの乾、U-21代表FWの鈴木唯人、そして今期J1の得点王であるチアゴ・サンタナを擁していながら降格というのは解せないですが、失点シーンを見るとあまりに守備がザル過ぎて、権田を責めるのは気の毒でしたね・・・

京都は、後半35分に川崎が完全に抜け出してGKと1対1になった場面で決められなかったのが全てでしたな。ウタカを軸にした攻撃で持ってきたチームだけに、彼の衰えと同期して厳しくなった様子。さて入れ替え戦ではどんな結果が待ち受けているでしょうか。

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