「先発した7試合で7ゴールの決定力、果たして南野はリバプールで生き残れるか?」イングランド・FAカップ 4回戦 リバプール-カーディフ・シティ

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サラーとマネがアフリカネイションズカップで不在の中、行われたFAカップ4回戦。リバプールの相手は2部チャンピオンシップのカーディフ・シティ。

リバプールは4-3-3のフォーメーションで、1トップがフィルミーノ、ウイングがジョタ、南野という並び。対するカーディフは5-3-2で徹底的に守る体勢。

試合は当然リバプールが圧倒的にボールを支配。リバプールはSBのツィミカス、アーノルドが常時上がった2-3-5のような形で攻め立てるが、なかなか相手を崩し切る事が出来ない。南野はほとんどボールをもらえず、たまに来てもロストしたりクロスが大きく流れたりとパッとしない。

前半34分に、ようやく南野がライン間でパスを受けてターン、ワンツーからライン際の折返しがファーに流れ、カーティス・ジョーンズがフリーでシュートもバーの上という決定機を作る。39分にはバイタルでパスを受けた南野がターン、そこで倒されFKゲット。

無得点で迎えた後半4分、大きなサイドチェンジを南野が受けるがトラップが流れて相手に渡ってしまう。8分には南野が右サイドでパスを受け、キープしながら前に出たところを倒され相手にイエローカード。アーノルドのFKにジョタが完璧に頭で合わせてリバプールが均衡を破る。

そこからカーディフが反撃、と行きたいところだが現実的には難しく、リバプールのペースが続く。すると後半23分、左サイドでの競り合いからライン際でルイス・ディアスがボールを奪い返し、折返しがジョタの股間を抜けたのだが、飛び込んだ南野が押し込み2点目。ここで南野はお役御免。

その後、リバプールは大怪我から復帰のエリオットがゴールを決め、35分にはリバプールのミスから奪われてカーディフに1点を返されるが、そのまま試合は3-1で終了。リバプールが順当にFAカップ5回戦へと駒を進めた。
南野について、前半はいつものように存在感は薄かったが、後半はリズムをつかめたのかバイタルで縦パスを受けてターン、ワンツーなどからゴール前に飛び込むシャドーらしいプレイを発揮。これで先発した7試合で7ゴールという高い決定力を証明したが、ぶっちゃけリバプールに絶対必要なピースではないよね・・・ゼロトップなら可能性はあるけど、ジョタやフィルミーノを差し置いて起用されるとは思えないし。やっぱ移籍すべきだよなあ・・・

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