「小笠原と曽ヶ端の息子が決勝戦の舞台に」全日本U-12選手権 決勝 鹿島アントラーズジュニア-レジスタFC

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小学生年代の日本一を決める、全日本U-1選手権。決勝は鹿島アントラーズジュニアと、埼玉代表のレジスタFCというカード。鹿島は小笠原満男の息子である小笠原央選手がキャプテンとして先発出場。曽ヶ端準の息子はベンチスタート。

8人制の試合とあって攻守の切り替えが激しい試合になったが、球際の競り合いで勝るレジスタが優勢に試合を運び、前半11分に山崎君のシュートを鹿島GK阿部君が足で止めたボールを五十嵐君が押し込み先制。鹿島も20分に小笠原のFKから尾家がシュートもオフサイド。

後半、いきなりキックオフから鹿島がロングシュートを仕掛けるも、開始2分に中盤でボールを奪った五十嵐君が、3人の寄せをあざ笑うかのようなミドルシュートを決めてレジスタが追加点。しかし5分にはFKから五十嵐君のヘッドも阿部がファインセーブで防ぐ。

劣勢の鹿島は後半9分に尾家が一発のパスから抜け出しシュートも、レジスタGK伊藤がファインセーブ。14分には小笠原のFKからGKがパンチング、こぼれ球をシュートも得点ならず。逆に後半17分、鹿島のクリアボールを五十嵐君が胸トラップから芸術的なループシュートを決めてハットトリック。

そして試合はそのまま3-0で試合終了、レジスタFCが6年ぶりの優勝を飾った。小笠原ジュニアは、父親譲りの冷静さ、技術は見せたがレジスタのフィジカルに埋没させられた。GKじゃなくてフィールドプレイヤーだった曽ヶ端ジュニアはベンチで出番なしで残念な敗戦。

それにしても、ついこの間まで現役だった選手の息子さんが、もう全国大会に出る年代になったとは、月日が経つのは本当に早いものですな。お父さん2人も試合を見に来ていたんですかね~。是非、次の世代でリベンジ優勝を果たして欲しいですな!

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