「強豪ヴォルフスブルクにアウェイで勝利、伊藤は得点の起点となる活躍」ドイツ・ブンデスリーガ第15節 ヴォルフスブルク-シュツットガルト

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リーグは8位の位置につけながら、公式戦4連敗中でチャンピオンズリーグも敗退が決まってしまったヴォルフスブルクと、遠藤と伊藤が先発したシュツットガルトとの対戦。フォーメーションはヴォルフスブルクが4-2-3-1、シュツットガルトはいつもの3-4-2-1。

試合はホームのヴォルフスブルクがポゼッションで上回る流れで始まるが、この試合はカラゾールがアンカー、遠藤とマンガラがインサイドハーフのような役割になる事が多く、こういう体制のシュツットガルトは安定感がある。

先制したのはアウェイのシュツットガルト。前半25分に左サイドの伊藤からニアゾーンへ飛び出したマンガラにスルーパス、折返しのこぼれ球を中へ飛び込んで来たマヴロパノスが強烈なミドルを叩き込む。

その直後にヴォルフスブルクはPAのすぐ外でFKを得るが、壁の中を通ったボールをGKミュラーがナイスセーブ。後半41分にはヴォルフスブルクのカウンターをテクニカルファールで止めた伊藤に、今シーズン初めてのイエローカード。ロスタイムにはCKからニアで遠藤が合わせるもボールはファーに流れてしまう。

後半は一進一退の攻防が続く中、16分に相手のクリアを拾ったシュツットガルトが、左からクリバリの折返しが相手に当たってコースが変わり、フリーのフェルスターの前に転がりシュート、これがヴォルフスブルクGKカステールスが伸ばした足の先を通ってゴールイン、シュツットガルトが追加点。

ヴォルフスブルクは後半24分にヌメチャ兄弟のコンビネーションで決定機を作るが、肝心のシュートが枠を捉えられない。そして29分にケンプフが入ってからは伊藤が左WBに移動する。

そして32分、左CKから遠藤がニアで合わせると、このボールにヴォルフスブルクの選手がハンドしたとVARで判定されPK。しかしマルムシュのキックはクロスバーに当たり、跳ね返りのボールを遠藤が押し込もうとするが枠外、シュツットガルトは3点目を取り損ねる。

しかし、試合はそのままシュツットガルトが危なげなく逃げ切り0-2で勝利。不調とは言え強豪のヴォルフスブルクにアウェイで大きな勝ち点3、これで順位は15位に浮上した。まあ、昨日の試合ではバイエルンにボコボコにされたわけだが・・・(笑)

伊藤はビルドアップの安定感はいつもどおり、守備でも序盤こそバタバタした場面はあったが、持ち直して相手FWに対してしっかりマーク、自由なプレイを許さず無失点に貢献。遠藤はインサイドハーフに戻ってイキイキしたプレイ。攻守に動き回って猟犬ぶりを発揮、あわや得点という場面も作った。どっかの代表監督は脳死のように遠藤をアンカーで起用するけど、絶対にインサイドハーフが適性で、アンカーは守田だと思うんだけどな~。

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