「”割れ鍋に綴じ蓋”なチームを、蓋から必死で支える不憫な堂安」ドイツ・ブンデスリーガ第11節 フライブルク-ビーレフェルト

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火曜は所要で京都まで出かけ、時折雪がチラつくクソ寒い中、法務局や区役所で書類集めに奔走、帰って来たら鼻風邪でズルズル状態と散々な一日だったので、軽く見れそうな試合を選んだらさらに悲惨な内容でしたとさ(笑)。

ビーレフェルトは、アウェイなのに何を考えたのか中盤ダイアモンドの4-4-2で、案の定4バックとアンカーにフライブルクのプレスがかかって全くビルドアップ出来ず、後ろの5人と前の5人が完全に分断、ロングボールを蹴っても届かない有様で、前半を無失点で折り返したのが奇跡のような内容だった。

後半も、堂安は基本的に前線が4枚横に並んだような高い位置でポジションをセットはするのだが、結局は堂安にボールが届く前に相手に奪われ、仕方なく自陣まで守備に戻る場面の繰り返し。

そんな中で、後半6分にはセンターでボールを受けた堂安からスルーパスという形は作ったが、味方と合わずにシュートまで行けず。15分には堂安が高い位置でスライディングからパスカット、しかしまたパスが味方と合わず。

それでも、GKオルテガのファインセーブで何とか無失点で終盤まで切り抜けていたビーレフェルトだったが、後半33分にPA内でボールを拾ったサライのドリブルに、ビーレフェルトCBファン・デル・ホールンが後ろから引っ掛けてしまいPK。これを決められとうとう均衡が破れる。

ビーレフェルトはそこから3人を選手交代、堂安はパワープレイでゴール前に飛び込む動きを繰り返し、後半ロスタイムには堂安からダイレクトクロスがわずかにクロスの頭に届かず。そして直後にカウンターから途中出場のチョン・ウヨンにループシュートを決められ万事休す。

4バックとアンカーに、前線が4枚とまさに「割れ鍋に綴じ蓋」。何を考えてこんなサッカーにしたのか本当に謎だが、ビルドアップが期待できないならなおさら堂安を綴じ蓋のほうじゃなくて中盤にすべきだと思うんだけどなあ。

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