「芸術的なロングシュートで、再びウエスカの救世主に名乗り出た岡崎」スペイン・リーガエスパニョーラ第12節 グラナダ-ウエスカ

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昨日は飲む用事があったのでフルタイムでの試合視聴は断念、岡崎がリーガ・エスパニョーラ公式から12節のベストゴールとなる芸術的なロングシュートを決めたグラダナ戦を、岡崎の出場から見てみた。

第9節で怪我から復帰した岡崎は、3試合連続でベンチスタート。岡崎は後半18分にラファ・ミルに代わって4-1-4-1フォーメーションの1トップに入った。

ここまでわずか8得点で最下位に沈んでいたウエスカが、珍しく2点を取っての2-1でリードした展開だったので、岡崎は当然のように9人で守備ブロックを作った外にポツンと置かれた状態で、相手PAの中に入るのも岡崎のみで得点はいかにも無理ゲーだと思われた。

後半31分には右からのクロスにフリーでヘッドを撃たれ、かろうじてGKアルバロ・フェルナンデスがパンチングで防ぎ、直後のFKからセカンドボールを拾われてミドルを食らう危うい展開。

しかしウエスカも、カウンターからドゥンビアがサイドネットへのシュートではずみを付けると、後半32分に相手のFKを岡崎が自陣PAでクリアすると、一発のロングパスを相手がクリアしたところを岡崎がダイレクトでシュート、GKも飛び出していたためボールは弧を描いて見事に決まり3点目。

後半40分にはオンティベロスが抜け出してシュートもGK正面で決められず、でもさすがに残り2分で2点差ならウエスカが逃げ切れるかと思われたのだが、後半43分にクロスからあっさりヘッドを流し込まれると、後半45分に右からのFKでまたヘッドを決められあっという間に同点。

さらに後半ロスタイムには、グラナダがカウンターからシュート、しかしこれはゴールポストに当たって跳ね返る命拾い、そしてそのまま3-3のドローで試合終了。残り13分で2点のリードがあったのに、2分間でセットプレイから2点を取られるとは西野ジャパン並に脆いなと(苦笑)。

岡崎もゴールが無ければほとんど点につながるようなプレイは出来なかったので、全体的な評価としてはちと微妙なところかな。でもこれでまた先発に戻るチャンスはもらえるはず。そう考えると非常に大きなゴールだった事は間違いない。

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