「パレホとモレノの不在、久保はアルビオルと関係性が作れず沈黙」リーガ・エスパニョーラ第7節 カディス-ビジャレアル

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昨日は飲み会があったので、カディス対ビジャレアルの試合を早見で観戦。

ビジャレアルのフォーメーションは4-3-3で、1トップがパコ・アルカセル、ウイングにモイ・ゴメス、久保、アンカーがイボーラ、インサイドハーフがコクランとトリゲロスという並び。対するカディスは4-4-2のゾーンディフェンス。

前節はアウェイでレアル・マドリーを1-0で破る金星を挙げた昇格組のカディスは、徹底して自陣にコンパクトな3ラインディフェンスを組んで守り倒す作戦。しかも7分にCKからゴールと思いきや微妙な判定のVARで取り消されて命拾い。

こういう試合だと、ビジャレアルがいかにSBを使ってゾーンの外側から攻めるかがポイントになるのだが、そんなシーンは16分に左サイドのオーバーラップからインサイドに入った久保へわずかに合わなかったクロスぐらいで、右SBのアルビオルは久保とコンビネーションが出来ておらず、絡むシーンがほとんど無い。

SBが使えない分、久保がライン裏へ抜け出そうとしたり、インサイドに入ってバイタルでボールを受ける動きを見せていたのだが、パレホがいないビジャレアルはそういう動きに対してパスを付ける事が出来ず、久保もアレックス・フェルナンデスとエスピーノに始終厳しくマークされ、どんどん攻めが手詰まりになっていった。

後半の序盤は、ビジャレアルの選手とボールの動きが活発になって、パコ・アルカセルがクロスに飛び込んだシーンや、相手のクリアを拾ってトリゲロスがミドルシュートという惜しい場面は作ったのだが、すぐにリズムが落ち込んでしまった。

久保も中2日での試合という事で、時間が経つにつれてアクションが少なくなり、守備に戻り切る事もできなくなって後半17分でチュクウェゼと交代、チームもそのままスコアレスドローのまま塩漬けで終わり、勝ち点1を得る結果になった。

モレノが怪我という事で4-3-3のフォーメーションにしたのかもしれないが、SBがまともに使えなかったので、4-2-3-1にしてトップ下に久保を置き、SHとの絡みで崩すようにしたほうが良かったのではないかと思う。と言っても、このカディスの強固なディフェンス相手に何か出来たとは限らないが・・・まあ切り替えて次の試合だね。

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