「猛暑下で白熱のレッドダービー、メルカリは惜しくも勝ち点3のお買い上げならず」J1第16節 浦和レッズ-鹿島アントラーズ

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平日夜の開催なのに、37,265人もの観客を集めたレッドダービー。浦和がGK西川、DF岩波、マウリシオ、槙野、MF橋岡、エヴェルトン、青木、関根、シャドー長澤、武藤、1トップ興梠の3-4-2-1、鹿島はGKクォンスンテ、DF永木、犬飼、町田、小池、MFレアンドロ、三竿、名古、白崎、FW土居、セルジーニョの4-4-2。

いきなりCKからセルジーニョがヘッドがクロスバー、浦和も関根のドリブルから武藤がオーバーラップ、クロスを興梠がフリーで合わせるも右に外す。その直後にも関根からのパスに中でエヴェルトンがフリーで合わせるも枠外。

浦和はWBが高い位置に張り、興梠もサイドに流れて鹿島4-4ゾーンの外側で起点を作っているが、前半の10分を過ぎると、中盤で数的優位になる鹿島がボールを保持し始め、浦和はWBが下がって5バックになる時間帯が続き、試合は膠着状態に。

33分、浦和のパスミスから鹿島がダイレクトでパスを繋ぎ、最後はセルジーニョがPA内に飛び込むが岩波が良く付いて行って何とか防ぐ。38分、鹿島のDFラインが乱れたところを興梠が飛び出してシュートもGKに弾かれる。ロスタイムにも興梠がオフサイドギリギリで抜け出して浮き球パスに触るもゴール左に外れる。

後半から浦和は宇賀神が入り、橋岡がCBに下がる。4分にFKから橋岡が完全にドフリー、しかしあまりにフリーで慌てたのかボレーが上手く当たらず絶好機をフイにする。

鹿島は2トップのポストプレイが浦和のDFに狙われてなかなか基点になれなかったが、後半20分に途中から入った伊藤翔が白崎の振り向きざまのクロスにフリーでヘディングを合わせるもGKキャッチ。

後半24分、右サイドからのクロスに興梠がニアで潰れ、長澤が中で合わせるもヒットせず枠外。29分、土居がゴール右でパスを受け、切れ込んでから交わしてのシュートも大きく外してしまう。その直後に右サイドでのパス交換から白崎がシュートも右に外れる。

そして後半42分、土居が右サイドで抜け出してのクロスを伊藤翔がファーで合わせ、ボールはGK西川が描き出したがゴールラインを割っていて得点が認められる。ビハインドの浦和はエヴェルトンに代えて杉本を投入、早速左からのクロスに頭で合わせるもGKクォン・スンテに防がれる。

このまま鹿島が逃げ切るように見えた後半43分、左でパスを受けた山中がマークを抜ききらずにクロス、これが小池の頭を超えて興梠に届き、ヘッドを突き刺して同点に。ここで鹿島はコパ・アメリカ代表の上田を投入。5分のロスタイムに永木のスイッチから上田が落とし、遠藤がシュートもコースが甘くGKキャッチ、そして試合終了。

結果は文字通りの痛み分けで、暑さのせいか両チームともにミスが多く、最後は疲れてヘロヘロになっていたけど、インテンシティの高い白熱したダービーらしい面白い試合だった。しかし鹿島は、当たり前だけどガラッとメンバーが変わってしまったね。そのせいで鹿島らしい逃げ切りも出来なかった。さてメルカリマネーでここからどう変貌するのだろうか?

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