「お疲れ横浜Fマリノス、”セレッソと大阪の罠”に自らハマって自滅する」J1第11節 セレッソ大阪-横浜Fマリノス

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現在11位と低迷しているセレッソは、CBに18歳の瀬古を抜擢、2トップに都倉とブルーノ・メンデスを配した4-4-2のフォーメーション、対する横浜Fマリノスはいつものように4-1-4-1の形でスタートする。

試合開始直後、いきなり試合が動く。セレッソからのロングボールがバウンドしたところをFマリノス左SB和田と競り合った水沼が拾い、そのままファーサイドにシュートを叩き込んでセレッソが先制、さらに都倉がクロスバーに当たる強烈なシュートを放つ。

その後は横浜がボールポゼッションで優位に立つ流れになるが、4-4-2でコンパクトな3ラインディフェンスを作り、SBが外に出たらボランチがニアゾーンを埋める連携が出来ているセレッソに対して、PAの中までほとんど入らせてもらえない。

しかしセレッソは前線で基点になっていた都倉が前半40分に膝を痛めて交代、高木俊幸が交代で入る。そして横浜は後半開始から進藤に代えて李忠成を投入、マルコス・ジュニオールが左ウイングに回り1トップの位置に入る。

その後は横浜がSBまで高く上がってボールを保持して攻め込み、セレッソは守って横浜のライン裏を狙ってスルーパスという形が続くが、後半14分に右サイドからオフサイドギリギリで抜け出した水沼がダイレクトでクロス、これを高木が頭で押し込み2点目。

さらに後半20分、セレッソはカウンターから水沼、ブルーノ・メンデスと繋ぎ、ブルーノ・メンデスに横浜のDFが集まるがボールを上手くキープされ、横で完全にフリーだった水沼がスルーパスをきっちり決めて3点目。これで試合はほぼ決まってしまった。

そこから横浜はエジガル・ジュニオを入れて2トップにし、4-4-2のフォーメーションに変更するが、戦況はやっぱり変わらず。後半38分に扇原の強烈なミドルもセレッソGKキム・ジンヒョンがセーブ、ミスパスを拾った丸橋の強烈なシュートは横浜GK朴一圭が横っ飛びで防ぐ場面はあったが、そのまま3-0で試合終了。

大阪は最高気温30度という7月並みの暑さ、ルヴァンカップから中2日という事もあって横浜Fマリノスは体が重そうで、本来のスピーディなパス回しが見られず、セレッソのゾーンを崩せないままSBの裏を突かれるという、絵に描いたようなやられ方をしてしまったという感じだね。

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