優勝プレーオフを折り返した後の第6節は、現在首位のゲンクがグループ最下位のヘントホームに乗り込んでの試合。伊東純也はこの試合も4-3-3の左ウイングで先発、ヘントは4-4-1-1のフォーメーションでスタート。
試合はアウェイのゲンクがボールを支配するも、ヘントも鋭いカウンターからシュートを放つなど激しい展開。前半24分には伊東がカウンターからクロスも、その直後に伊東が戻りきれず対面のアサレにシュートを許してしまうが、ゲンクGKヴコヴィッチがかろうじてセーブ。36分には伊東のシュートがカットされてクヴィリタイアがGKと1対1になるも何とか味方が戻って防ぐ。
すると前半40分、伊東が中盤でボールを奪ってそのままドリブルで持ち込み、カットインでDFとGKを交わしてシュートを決めたと思ったら、VARの判定でボールを奪ったシーンがファールと判定されノーゴール。
試合が動いたのは後半10分、ボランチのマリノフスキーから前線に張っていたトロサールに縦パスが通り、カットインのトラップからゴール右に巻くシュートを決めてアウェーのゲンクが先制する。
その後は1点ビハインドになったヘントが攻勢を強めるも、26分には左サイドでの展開から伊東がニアゾーンに入り込み、そこへのパスからシュートもGKに阻まれて得点ならず。28分にはカウンターから伊東が抜け出すも、ターンをしている間に追いつかれてシュート出来ず。
ヘントはそこからボールを支配し始めるのだが、自陣に4-5-1の形にゾーンを敷き、伊東もマークを受け渡しながらスペースを作らず守り、シュートチャンスを作らせない。
後半36分には左サイドからマリノフスキーのクロスがファーへ飛び込んだ伊東に届くが、スライディングシュートはDFに阻まれる。40分、42分と伊東のシュートはあったがどちらもジャストミートできずGK正面。そしてロスタイムに伊東は交代、試合終了。
伊東はチャンスは多くあったが結局得点は決められず。相変わらず守備での貢献度は高いし、動き自体は悪くないのでサブに回ることは無いとは思うが、昨日見た関根の場合もそうだが、ここからステップアップするにはシュートの精度が必要になって来るだろう。