「全得点に絡み、既にチームのクォリティを決める存在になっている久保」J1第9節 FC東京-松本山雅FC

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現在首位と好調のFC東京は、松本山雅FCとの対戦。東京のフォーメーションは2トップが4-4-2で、ディエゴ・オリヴェイラと永井の2トップに、目の負傷で欠場していた久保は右SHで復帰した4-4-2、松本はレアンドロ・ペレイラの1トップに前田大然がシャドーに入ったおなじみの3-4-2-1というスタメン。

試合はどちらも組織的なプレスを得意とするチームながら、永井の飛び出しを効果的に使うなど徐々にホームの東京がボールを保持する形になるが、どちらも守備を得意とするチームだけあって要所できっちり締め、決定機を作らせない展開が続く。

しかし前半44分に、東京は渡辺のパスカットを拾った久保がスルーパス、それを持ち込んだ永井がファーサイドにシュートを流し込んで先制点をゲット、そして前半を折り返す。

後半も開始早々に久保が絡んでチャンスを作ると、10分には味方がわずかに届かないFKを蹴ると、15分には右サイドを個人技で突破からの巻いたシュートがゴールポストに当たる。17分にも久保のパスカットからディエゴ・オリヴェイラがシュート。

しかし後半20分頃からは、永井と松本龍を投入した松本がボールを支配するが、後半30分にジャエウがシュートをしたこぼれ球を拾った久保がアウトサイドでトラップしたところを橋内が足を引っ掛けてPK、これをディエゴ・オリヴェイラが決めて2点目。

松本は後半38分に右サイドでのパスカットから永井がヘッドもFC東京GK林がファインセーブで得点を許さない。後半ロスタイムも松本は大きなチャンスを作ることは出来ず、試合は結局2-0で終了。

同じカウンターを得意とするチーム同士の対戦だったが、掛け値なしに久保がいた分だけFC東京が上回って勝ったと言える試合だったかなと。あとJリーグで何試合見られるかは分からないけど、イニエスタ並にゼニの取れる選手である事は間違いない。成長に関しては何も心配は無さそうだけど、怪我だけには注意して欲しいね。

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