「日本人5人出場試合は、塩貝がスーパーゴールのドッピエッタで締めくくる」オランダ・エールディビジ第13節 フェイエノールト-NEC

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現在リーグ2位のフェイエノールトは上田綺世と渡辺、7位のNECは小川航基と佐野航大と日本人4人が先発した試合。

NECは森保ジャパンのように3バックでマンマーク守備、高い位置でボールを奪ってからのショートカウンターが武器のチーム。おかげでフェイエは中盤でほとんどボールを持つことが出来ず、ロングボールが多くなって上田もしっかりポストプレイはこなしていたのだが、そこから味方が雑なミドルやクロスを連発してしまい、上田の欲しいタイミングでパスが来る事はほとんど無かった。

1-1で迎えた後半は、フェイエが前半よりもサイド攻撃を強化させて逆転に成功したまでは良かったのだが、小川らを下げて新しい選手を投入すると今度はNECのペース。攻撃参加する選手が増え、佐野のポジションも明らかに高くなる。

すると24分にクロスからヘディングを決めて同点、その2分後に投入された塩貝が、同じような形でクロスを頭で反らせて逆転ゴール。フェイエは渡辺はちゃんとゴール前の選手をマークしているのだが、その間に相手選手が入ってもフェイエのDFは誰も付かずにボールウォッチャーになっていた。

さらにロスタイム、フェイエのセットプレイから佐野がロングボールを収めると、パスが相手に当たってルーズボールになったところを塩貝がダイレクトでロングシュート、これが前に出ていたGKを超えて入るスーパーゴール。その後で折り返しをフリーの上田がシュートもバーの上、そして試合終了。

最後は塩貝が全部持っていってしまったが、佐野航大は豊富な運動量とアジリティで攻守に多大な貢献。ちょっと森保ジャパンではボランチとして使うのは難しいかもしれないが、継続的に呼んで欲しい選手だと思う。逆に小川は代表疲れもあるのか存在感は無かったね。

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