現在PSVと勝ち点で並んでリーグ首位に立つフェイエノールトは、13位のフォレンダムとホームで対戦。上田は4-2-3-1の1トップで先発。
試合開始わずか30秒、右からのクロスに上田がフリーでヘッドもバーの上。5分にもCKの場面でマークを振り切ってファーでドフリーになってボレーを打とうとしたがボールに届かずと、いきなり上田にビッグチャンスが連発するが決められない。
その後もフェイエが圧倒的にボールを支配、ほぼハーフコートゲームの様相。17分には右に流れたスタインの折り返しを上田がシュートも、相手に当たってバーをかすめる。しかし19分、スタインの縦パスが流れてリードがダイレクトクロス、ファーに動いてフリーになっていた上田が倒れ込みながらゴールを決めて、ようやくフェイエが先制する。
25分にはゴール前のこぼれ球をスタインが蹴り込んで追加点。これでフェイエはプレッシングのペースを落とし、フォレンダムが攻め込む場面が増えてくるが、スコアは動かず2-0で前半を折り返す。
後半も開始早々の4分に、右サイドをドリブルでえぐったヴァレンテのクロスをニアで上田がヘディング、しかしボールは左に外れてしまう。11分にも似たような形から今度は上田がファーで競り合うも、ヘディングはまた左に流れてしまう。逆に19分、今度はフォレンダムがクロスからファーにフリーで飛び込んだフェールマンに押し込まれて1点差。
19分にはCKから上田がニアでヘディングも、ゴールポストに当たってまたしても決まらず。そしてようやく後半44分に、右からのFKに相手2人のマークを受けながら振り切ってニアにヘディングゴールを突き刺し、フェイエにとっては試合を決める3点目。そのまま3-1で試合終了。
上田はドッピエッタで13ゴール目を記録したが、あまりに相手が弱すぎてファン・ペルシー監督から5点(チンクィーナ)は取れたと言われても仕方ないぐらい、ビッグチャンスをプレゼントさせられまくった。次戦はヨーロッパリーグでシュツットガルトと対戦。リーグフェーズは25位と調子が出来てないだけに、上田のゴールで勝利と行きたいところだ。
