「鎌田がチームを牽引、マテタのハットトリックをお膳立て」イングランド・プレミアリーグ第8節 クリスタル・パレス-ボーンマス

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現在プレミアリーグで1敗しかしていない好調チーム同士の対戦。クリスタル・パレスのフォーメーションはいつもの3-4-2-1で鎌田はボランチで先発。対するボーンマスは4-2-3-1の形。

前半8分に、ボーンマスのCKからニアで流したボールをファーでフリーになっていたクルピが頭で押し込み先制。その後もボーンマスはアウェイながらハイプレスを敢行、38分には右サイドでセメンヨがボールをカットしてドリブルで攻め上がり、クロスのクリアをクルピがダイレクトで押し込んで追加点、

その後、パレスがハイプレス強めるもボーンマスは巧みなビルドアップでプレスを掻い潜り、ロスタイムにはラインをスルッと抜けたマテタがシュートもDFが体を投げ出しブロック、0-2で前半を終了する。

後半はパレスが攻勢に出るも、何度かあった好機に決められず。15分には鎌田のミスパスからシュートを打たれるが幸いにも枠外。しかし19分、マテタのポストからムニョスがクロス、これをマテタがGKの前に入ってのゴールで1点差。さらに24分には鎌田の浮き球パスをフリーになっていたムニョスが折り返し、GKが触ったボールをマテタが押し込んで同点。

その後はパレスが押せ押せ状態になるが、ゴールがオフサイドになるなど詰めが甘い。39分には鎌田のスルーパスからクロスもわずかに合わず。すると44分、ニアゾーンからの折り返しをクリスティが合わせてボーンマスがリード。

これで試合は決まったかに思われたが、ロスタイム5分に鎌田のCKの場面で、グエイがディアキテに抱え込まれて倒されPK、これをマテタが落ち着いて決めてハットトリック、9分には4点目のビッグチャンスがあったがマテタがまさかのQBK、そしてそのまま3-3で試合終了。

現在6位、4位とプレミア上位同士らしいハイレベルな試合で見どころが多かったが、鎌田はその中でも体を張った守備と、正確なパスで文字通りチームの心臓として働いていた。もう日本代表でも替えが聞かない選手になりつつあると言える。

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