「上田綺世がドッピエッタで1試合1ゴールペース」オランダ・エールディビジ第8節 フェイエノールト-ユトレヒト

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ここまで7試合6ゴールと絶好調の上田綺世。彼の活躍で首位に立っているフェイエノールトは、現在7位のユトレヒトとホームで対戦。フェイエは4-3-3のフォーメーションで、渡辺がCBに入って1トップに上田が立つ形。

試合はフェイエがボールは保持するものの、ユトレヒトも高い位置からプレスをかけて激しい立ち上がり。その中でも、上田はポストプレイ、裏抜け、前からのプレスとプレイで存在感を見せている。

19分には縦パスからつながったボールを受けた上田が抜け出してシュートも上手くヒットせず。しかしその直後、タルガリンからのロングスルーパスにまた上田が抜け出し、GKが前に出たのを加速で振り切って流し込み、シーズン8ゴール目となる先制点。

32分にもスタインからのスルーパスからCBの間を抜けて同じような形になったが、今度はシュートがGKに当たってゴール左。40分にはPA左で上田がドリブルからカットイン、シュートはGKに防がれる。

前半は圧倒されたユトレヒトだったが、後半立ち上がり2分にハラーからの折り返しを後ろから走り込んだゼヒエルが決めて同点に追いつく。しかしフェイエも5分に、右からの折り返しにスタインが合わせたシュートは相手に当たったが、こぼれ球をスタイン自身が押し込み再びフェイエがリード。

その後は何度もフェイエに決定機があったが決められずにいると、後半20分にはユトレヒトが押し込む展開に。そして後半38分、ユトレヒトが自陣からのカウンターで最後はマーキンがカットインからゴールを決めてまた同点。

しかしこのチームの危機を救ったのは上田。43分にPA付近でのパス回しから半身でボールを受けた上田が、PA内で抜け出し、倒れ込みながらゴール右に技ありゴールを決めて劇的な勝ち越し。そのままフェイエが試合を締めて勝利、首位をガッチリキープした。

上田はこの2ゴールで8試合8得点。得点ランキングはもちろんトップで1試合1得点のハイペースでゴールを重ねている。守備、ポストプレイ、裏抜け、ヘディングと全てにおいてレベルが上がっていて頼もしい。こういう時こそ怪我が怖いので、代表戦での酷使は避けてほしいところである。

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