「鎌田が攻撃を牽引、ここまで全勝の首位リバプールを撃破」イングランド・プレミアリーグ第6節 クリスタル・パレス-リバプール

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現在5位と好調のクリスタル・パレスは、開幕から5試合全勝で首位をぶっ飛ばしているリバプールをホームに迎えての試合。パレスのフォーメーションは3-4-2-1で、鎌田はボランチで先発。対するリバプールは4-2-3-1の形。

試合はどちらもコンパクトな布陣で攻守の切り替えが非常に速い立ち上がり。パレスは5-2-3の形で守備をセット、リバプールは左SHのヴィルツが中に入って、左SBのケルケズが高い位置に上がって3-1-4-2のような形で攻め立てる。

しかし9分にパレスは鋭いカウンターでCKを取ると、鎌田のキックをファーで折り返したボールをサールが押し込み、ホームのパレスが先制する。その直後にも鎌田のチェックで奪ったカウンターからピノがシュートもリバプールGKアリソンがセーブ。22分にもロングボールの折り返しからムニョスのシュート、23分にはスルーパスを受けたマテタのシュートもアリソンが止める。

リバプールは前線の5人がいろいろ動いてボールを受けようとするのだが、スペースが無いので攻撃が続かず、頼みのサラーはミスが多くていかにも調子が悪い。逆にパレスは長いボールを前線に当てて、鎌田とウォートンのボランチが上手くボールを運んで前線に繋ぐ形がハッキリしている。ロスタイム5分には鎌田のクライフターンでのキープからカウンター、マテタのシュートはクロスバー。

後半からリバプールはガクポを左SHに入れてヴィルツをトップ下、ソボスライをSBに下げた事で攻撃が活性化。7分には鎌田が自陣でボールを奪われ、最後はガクポにシュートを打たれるがバーの上で助かる。17分にはウォートンが下がってヒューズが入り、30分にはピノとサールが下がって鎌田が左のシャドーに移る。

猛攻を続けながらもゴールが奪えないリバプールだったが、41分に交代で入ったキエーザがクロスの跳ね返りに詰めてゴール、ようやく同点に追いつく。ロスタイム1分に鎌田が交代、このままドローで終了かと思われたロスタイム7分、ロングスローからの流れでファーに流れたボールをエンケティアが決め、パレスが劇的な勝ち越しゴールで試合終了。今シーズンのりばプールに初めての黒星を付けた。

鎌田は運動量豊富で守備のタイミングも良く、タッチが正確で狭いスペースの中でもボールをしっかり運ぶなど、完全にパレスの攻撃を牽引する存在。あとはゴールが欲しいけど、贅沢な悩みである。

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